子供の”一人歯磨き”はいつから? 虫歯予防のコツ
2018/05/17
98%ものママが不安に感じているという、子供の一人歯磨き。仕上げ磨きや、歯磨き自体が苦手な子供の対応はどうしたら良いのか? 周りの家庭における“歯磨き事情”や、1分で磨き方のポイントがわかる動画などを紹介!
98%のママが
子供の歯磨きは「不安」!
子供の歯の健康を守るために大切な歯磨き。しかし中には歯磨きに苦手意識があったり、パパやママが仕上げをしないと綺麗に磨けない子供に、「大丈夫かな……?」と不安を感じている家庭も多い。
実際、幼児向けオーラルケア製品を取り扱う丹平製薬株式会社が以前行ったアンケートでは、なんと98%のママが「子供の一人歯磨きに不安を感じる」と回答している。
そこで同社は、4~6歳児の子を持つ親に対し、子供のオーラルケアに関する調査を実施。「子供はいつ頃から”一人磨き”ができるようになるのか?」「1日に何回歯磨きをするのか?」といった、家庭における歯磨きの実態が見えてきた。
小学校入学前までは
仕上げ磨きが必要!?
■子供の虫歯罹患率
4~6歳の子供は、乳歯が生え揃うことで食生活が多様化し、虫歯も増えやすくなる。アンケートによると、4歳で24.5%だった虫歯罹患率は、6歳では46.4%となっており、倍近くまで膨らんでいる。
■子供の一人磨きの回数(1日あたり)
子供が親の手を借りずに”一人磨き”を行う回数を調べたところ、4歳児は毎日自分で「1回以上」歯磨きをしているという回答がほとんどで、6歳児では100%に。また、「1日2回以上」の一人磨きは、4歳児は55.1%だったのに対し、6歳児では65.5%に増えていた。
■パパ・ママによる仕上げ磨きの回数(1日あたり)
パパ・ママが行う仕上げ磨きの回数は、4歳も6歳も「1日2回以上」が4割程度で大きな差はないが、6歳児のほうでは若干「1日1回」の層が増加する結果に。小学校入学を前にすると、少しずつ仕上げ磨きの回数は減っていくようだ。
アンケート結果を見ると、4~6歳の時期の子供たちは、 まだまだ一人磨きだけでは不十分。虫歯を防いで綺麗な歯を保つには、パパ・ママが仕上げをする必要がありそうだ。
とは言っても、そろそろ一人で歯磨きができるように練習させたい……。丹平製薬では、そんな親子向けに、オーラルケアの啓蒙活動を行っている。