夜泣きはこう乗り切る!子供を寝かしつける6つのワザ
2018/03/22
夜泣き=原因不明の号泣。ならば、パパ・ママはどうやって泣き止ませればいいのか!? 夜泣きを最小限にするための環境づくりなど、6つの対処法を紹介!
1. ドーンと構える!
2. 環境を整える
3. 睡眠表でサイクルを記録する
4. 裸にしてみる
5. 寝る直前のお風呂はNG
6. いろいろ試してみよう!
【注意!】パパのあやし方に注意が必要!!
【まとめ】夜泣きで大変なママを救え!寝かしつけ達人になる心得
1.ドーンと構える!
赤ちゃんが泣いていると、こちらまでなんだか泣けてくる……。しかし、赤ちゃんが泣くたびにオロオロしていると、赤ちゃんにもその不安が伝わってしまう。
ママとパパが腹をくくって「夜泣きをしてもいいじゃない!」とドーンと構えていれば、赤ちゃんにもその寛容な態度が伝わって安心する。
親のハッピーが、赤ちゃんのハッピーなのだ。
2.環境を整える
赤ちゃんは体内時計の発達が未熟なため、自分の好きなように自由に生活している。それに付き合うママの1日は大変だ。
赤ちゃんの体内時計を整えるには、夜はテレビと明かりを消して眠りの環境を整え、朝はカーテンを開けて朝日を浴びさせるのが良い。
目に光を受けて目覚めのスイッチが入り、活動に必要なさまざまなホルモンが分泌される。
3.睡眠表でサイクルを記録する
記録のメリットは、眠りの傾向を分析することで、ママとパパが冷静に夜泣きに対応する心構えができることにある。
何時に置きていつ眠ったかの記録をつけてみると、赤ちゃんの眠りのパターンが把握できるようになる。
「今日は飴のために散歩に出られず」「おばあちゃんが来た」「○時にお昼寝」などといったメモも忘れずに。
4.裸にしてみる
衣服の不快さが原因で泣いていることもあるので、裸にしてみるのも1つの方法だ。
洋服がチクチクしていたり、着せすぎで暑いために泣いていたり、虫に刺されたところが腫れて痛かったりする場合も考えられ、裸にすれば原因が発見できることもある。
寒い時期は部屋の温度に注意し、落ち着いたら早めにパジャマを着せてあげよう。
5.寝る直前のお風呂はNG
夜になると大人も赤ちゃんも体温が下がる。
眠い時に赤ちゃんの手が温かくなるのは、手足から熱を放出させて深部体温(体の内部の温度)を下げることで眠りに付きやすくするためと考えられる。
寝る直前にお風呂に入れると体温が上昇し、赤ちゃんの寝付きが悪くなるので、やむを得ず入れる場合は、ぬるめのお風呂に入れよう。
6.いろいろ試してみよう!
夜泣きには、これといった決定的な予防法や対策がない。FQ読者の意見も参考に、とにかくいろいろ試してみよう。
「スクワット。膝ががくっと下がったときのようにメリハリをつけてスクワットをする!」
ちかばばさん
「ヘッドスパのように頭皮を軽くマッサージしてあげると即寝します!」
じゅんじゅんさん
「体をピッタンコにして、側にいるのをアピールします。安心感により、寝てくれます。」
双子の兄貴さん
「抱っこ紐で背負ってから、『犬のおまわりさん』を歌えばイチコロです。」
いっちゃまさん
「抱っこをしても寝るどころか嫌がって全然寝ないけど、肩に担ぎながらその辺をうろうろすると意外とすぐ寝ます。」
うえちんさん
「抱っこしてバランスボールに座り、上下にゆらゆら。寝ます!」
けむさん
【注意!】パパのあやし方に注意が必要!!
不安そうに泣いている赤ちゃんをギュッと抱きしめてあげることはとても大切だ。泣きグセなど気にすることはない。
しかし、「ゆさぶられっこ症候群」には要注意。乳幼児は、頭部が大きく重いうえに首の筋肉がまだ弱く、脳表面の血管構築が弱いため、揺さぶられることで血管が切れやすい。
乱暴に高い高いをしたり、2秒間強く揺すったり、20分以上ゆらゆらと揺さぶり続けるのは絶対に避けよう。
【まとめ】夜泣きで大変なママを救え!
寝かしつけ達人になる心得
同じ月齢のママ友から「うちの子は、夜まったく起きないのよ」なんて話を聞かされると、夜泣きがひどい赤ちゃんを持つママは俄然不安になる。
昼寝をさせないほうがいい、母乳をやめてミルクにしたほうがいいなど、いろんな噂が飛び交うが、どれもこれも間違いだ。
大切なのは、情報に振り回されずに自分の子供をよく観察すること。不快なことはないか、のどが渇いていないか、抱っこしてほしいかなど、子供の様子にじっと耳を澄ましてみよう。
また、父親であるあなたがここで忘れてはならないのが、夜泣きで一番つらい想いをしている妻への思いやりだ。
妻の様子も子供と同様しっかり観察しよう。たとえ、答えが出なくてもいい。夫婦で協力して夜泣きと向き合うことが重要なのだ。
なにより夜泣きは、赤ちゃんが生まれたことによって始まる新たな夫婦関係を築く土台。妻任せにして、パパが逃げ腰で夜泣きから目を背けてはならない。
ママが大変そうなら、臨機応変に散歩に連れ出すのも構わないし、ママが安心して子育てできる環境を整えてあげることがパパの役目だ。ママが助けを求める相手が、第一にパパでなくてはならない。
ここで紹介する6つの作戦を、今日はこれをしよう、明日はこれをしようと楽しみながら試してみよう。期間限定の夜泣きが終わった後、「あの時は大変だったけど楽しかったね」と夫婦で笑い会える日がきっとやってくるだろう。
FQ JAPAN VOL.20より転載