子供の「イヤイヤ期」に多い行動と対応のコツとは?
2018/03/13
子供の成長とともに、少しずつ顔を出し始める「イヤイヤ期」。泣く、暴れる、叫ぶ……と、手を焼かされるこの時期に役立つ、イヤイヤ行動のお決まりパターンから対処法まで一気に紹介。
イヤイヤ期、
みんなどうしてる?
子供が1~2歳になった頃から表れはじめる「イヤイヤ期」。外出先でもお構いなしに駄々をこねたり、泣きじゃくってしまう我が子に、手を煩わせているパパ・ママも多いだろう。
そんな「イヤイヤ期」における行動パターンや対処法を探るべく、乳幼児の「イヤイヤ期」を研究するプロジェクト「イヤイヤ研」は、「イヤイヤ実態調査」を実施。
調査で明らかになった、子供の”あるある行動”と、意外な結果とは……?
最も多いのは
食事中の”イヤイヤ”!
まず、イヤイヤ研が事前にピックアップした37のリストの中から「我が子にあてはまるイヤイヤ行動はどれか?」を調査したところ、「食べている最中に遊び始める」が83.5%と圧倒的にトップ。特に「スプーンや箸で食器を叩く・投げる」といった行動は、半数以上の家庭で発生しているそう。
2位は「遊び道具やおもちゃを片づけない」で73.0%、3位は「出かけた先から帰りたがらない」の68.8%という結果に。食事以外にも子供の生活の大半を占める「遊び」の部分において、イヤイヤが発生しやすいことが明らかとなった。
「自分でやりたい!」
というイヤイヤも!?
「◯◯したくない!」というイヤイヤ表現がある一方、データを詳しく見てみると、「自分でやりたい!」というイヤイヤも多いことが判明。
定番の食事中のイヤイヤでは、「ごはんを食べない」の68.2%に対して、「もっと食べると言ってきかない」は37.0%。また、外出時は「出かけるのを嫌がる」の20.9%に対して、「お出かけしたいと言ってきかない」が53.0%で、「したい!」が「したくない!」を上回る結果となった。
また、自分でハミガキや身支度をしたがる子供も一定数いることから、イヤイヤ期と向き合うには、子どもの「自分でやりたい」という気持ちも尊重しながら対応していくことが必要になりそうだ。