データで分析!父親の家事・育児参加の現状と夫婦の会話
2018/02/22
子供ともっとふれ合いたいけれど、平日は残業が多くて寝顔しか見れていない……なんて嘆くパパも多いのでは。平日にふれ合えない分、休日はどうしている?
父親の家事・育児参加
全体では平日1時間未満が8割
(図1)
平日に家事や育児をするなんて無理、とあきらめ気味の父親たち。インターネットリサーチサービス『myアンケートlight』は、全国に住む20歳以上の既婚男性で子どもがいる人を対象に「家事・育児」に関するWEBアンケートを実施。父親の家事・育児への関与を、 平日・休日それぞれについて聴取した。
全体では平日の家事は「1時間未満(45.1%)」、 育児も「1時間未満(36.8%)」が最も高い。 また、 家事・育児とも次いで「全く関わらない・関われない」が約35%を占めた。(図1)
休日の家事では「1時間未満(37.7%)」、 育児では「全く関わらない・関われない(28.6%)」が最も高くなったが、 小学校低学年以下の子どもがいる層でみると、休日育児では「3~4時間程度(28.8%)」が3割近くを占め、 「10時間以上(10.4%)」も1割強という結果に。
小学校低学年以下の父親は
8割が“育児を楽しんで行っている”
(図2)
(図3)
家事・育児を「楽しんでいるか」という問いには、 「楽しんでいる+まあ楽しんでいる」の合計が家事は全体で55.8%に対し、 育児は全体で69.3%。 家事・育児とも小学校低学年の子どもがいる層のほうが、 小学校高学年以上の子どもがいる層よりも楽しんでいる割合が高く、 育児では82.9%に達している。(図2) 小学校低学年以下の父親に着目し、 仕事の終業時間で見てみると、 終業が早いほど、 楽しく家事や育児を行っている様子が伺える。(図3)