大泉洋「子供を甘やかすな?そんなの知ったことか!」
2017/12/01
映画『探偵はBARにいる3』公開中! コミカルな演技からシリアスな演技まで幅広くこなす名優・大泉洋さん。プライベートでは、6歳の娘を持つ彼のパパぶりをのぞいてみると、実はとてつもない“親バカ”だった!
大泉さんが”命を燃やすもの”
1つは仕事、もう1つは育児
今回の表紙・大泉洋さんが主演する映画「探偵はBARにいる3」が、12月1日に公開された。北海道を舞台に、大泉さん扮する〝探偵〞と、松田龍平さんが演じる相棒の〝高田〞が活躍する「探偵シリーズ」最新作だ。
「シリーズ最高傑作」の呼び声も高い今作のキャッチコピーは「命を燃やすものは、あるか?」となっている。
〝人生ど真ん中〞を歩く30代40代が多い、我々父親世代にとって胸を突かれるようなフレーズだが、大泉さんに「命を燃やすもの」を尋ねると、「2つあるんですが……」と前置きつつ、やはり「仕事ですね」と答える。
北海道から活動を全国区に拡大して以降、「俳優・大泉洋」として、数え切れないほどの映画やドラマの主演を務めてきた。今やお茶の間に知らない人はいないほどの人気ぶりは、大泉さんが長きに渡り「命を燃やしてきた」成果に他ならない。そんな大泉さんが、仕事の他に「命を燃やすもの」とは……?
「育児です!」と、一つトーンを上げて答える大泉さん。メディアで語られることはあまり多くないが、実は大泉さんには、2009年に結婚した奥様との間に6歳の娘がいる。
「自分では普通だと思ってたんですが、まわりの人によくよく話を聞くと、どうやら僕は〝親バカ〞の先頭集団にいるようですね。なんたって、僕が家にいる間は、娘をほとんど歩かせませんから。娘がトイレに行くと言えば、僕がトイレに運んでいく。で、トイレから出た瞬間に娘を抱えて、ベッドまで娘を運んでいく」。
娘とは延々と遊んでしまう
自他共に認める〝親バカ〞
娘の話となると、役者の顔から一転してひとりのパパの顔になる。北海道を愛し、道民に愛される〝北海道出身タレント〞でもある大泉さんは、仕事柄、北海道への長期ロケも多い。自他共に認める〝親バカ〞として、家を長期で空けることに、葛藤や辛さはないのだろうか?
「そりゃ辛いですよ。今回の映画も1ヶ月の北海道ロケだったんですがね、途中1日でも空きが作れそうなら、日帰りでも家に飛んで帰ります。帰って、その時間は娘と延々と遊ぶんです。時間が限られているもんだから『次は何して遊ぶ? 次は!』と急かしながら(笑)。
娘が『次はお相撲を取る』といえば『相撲か、わかった。来いっ!』という具合に。ひとしきり〝ぶつかり稽古〞が終わると『次は!』『じゃ、神経衰弱』『よーし、トランプもってくる』『次!』『ババ抜き』『そうか! じゃあママさんも参加しなさい』と、とにかく無駄がない(笑)。
映画では後半、松田(龍平)くんと志尊(淳)くんが戦う激しいアクションシーンがあるんですが、僕はそのシーンの撮影日は午前中で撮影が終わっていて、申し訳ないと思いながら、2人が傷だらけで死闘を繰り広げている中、娘と楽しく遊んでたのをよく覚えてます(笑)」。