小学校入学前にチェック!「学童クラブ」って?
2017/06/26
近いうちに訪れる、子供の小学校入学。いま共働きのパパママは、平日の授業後や夏休みの子供の預け先について真剣に考えたことがあるだろうか? “小1の壁”に悩む日本の共働き家庭を支えてきた「学童クラブ(放課後児童クラブ)」について、基礎知識を紹介する。
「放課後児童クラブ」とは?
⇒ 全国の23,619ヶ所にあり、登録児童数は1,093,085人※1
小学校1年生から3年生までで全体の約84%を占めている。
※1 平成28年5月1日時点
「公立の学童は年長の秋頃入所募集なのに対して、民立の学童は年中の頃には入所を希望しないと入れないことを知って焦りました!」(7歳男児のパパ)
どんな場所でやっているの?
⇒ 半数以上が「学校の敷地」に設置
●1位:学校の余裕教室 29.3%(6,918箇所)
●2位:学校の敷地内 24.4%(5,761箇所)
●3位:公的施設等 13.9%(3,286箇所)
●4位:児童館 11.2%(2,637箇所)
学校の空き教室を利用して放課後児童クラブを開いているケースが約3割。学校の敷地内が半数を占める。授業を終えてから敷地内を出ずに通うことができるので、親も安心して預けられる。
何時まで子供を預かってくれる?
⇒ 52%が18時半以降まで開いている!
18時半を超えて開所しているクラブが全体の約52%を占めており、増加傾向にある。
実は朝の問題も!保育園の頃は7時半~預けられたが、子供が登校する時間まで家にいると会社に間に合わないので、時短勤務を始めました。(6歳女児、9歳女児のママ)
夏休みや土日にも預けられる?
⇒ 9割以上が土曜日と夏休みもOK!
▼土日と長期休暇の開所状況
土曜日:94.8(22,989箇所)
日曜日:7.6%(1,794箇所)
夏休み等:98.3%(23,211箇所)
「小1の壁」として最も心配される、夏休み等の長期休暇中に子供をどこに預けるかという問題だが、全国的に見てもほとんどの施設が夏休みや土曜日にも利用可能となっている。