“我がまま”な暮らしを楽しみたい家族に、BESSの新しい家
2017/05/09
自然派個性住宅のBESSは『WONDER VOID』と『倭様「八風」』という2つの新商品を発売。“我がまま”に、暮らし・子育てをしたい家族は要チェック!
参加型の家『WONDER VOID』と
日本人の意地を表現した『倭様』
「人が自然体で自分らしい生き方を楽しむための道具」との考えから生み出されている、BESSの家。そのラインナップに新たに4月から加わったのが、『WONDER VOID(ワンダーボイド)』と”程々の家”特別モデル『倭様(YAMATOYO)「八風」』。2つの新商品に掲げられたキャッチフレーズは、”無くて、自由”と”極めて、いい加減”と、とても斬新かつユニーク。そして謎かけのようにも感じられる。この謎(!?)を解くために、それぞれの魅力を代表取締役の二木浩三さんに聞いてみた。
『WONDER VOID』の魅力について、「参加型。ああしたい、こうしたいと考えるアクティブな人には面白い家。そのためにあえて余白を残してある」と、二木さん。『倭様』については、「日本人の意地」と一言で表現。また、「粋」について書かれた著書がある明治の哲学者・九鬼周造のことを教えてもらった(九鬼周造の考える「粋」についての解説はいずれまた)。このモデルには、日本人の真の感性を見つめ創りあげた空間が広がっている。
そのような斬新なコンセプトを、どういった形で家に落とし込んだのか。BESSならではのこだわりを解説する。
自分で壁の色を塗って仕上げる、からっぽの家
WONDER VOID
WONDER VOIDは、人気シリーズ「ワンダーデバイス」の箱型デザインのDNAを受け継いだ、今までにない新しいBESSの家。最大の特徴は、自分で創りこんで完成させるという点にある。8×8span(7.28×7.28m)の正方形をしていて、間仕切りのないスケルトンプランの状態では、まさに“からっぽ”と表現するのにふさわしいほどシンプルに大空間が広がっている。
暮らす人の個性・自由な発想をたくさん詰め込めるだけの“余白”がたくさん残されているということだ。1階は水まわりや階段が奥にまとめられてあり、LDKスペースを最大限に確保。そして2階は個室の数、収納の有無、オープンスペースを豊富なプランから選ぶことができる。子供が大きくなってきたら間仕切りを作り子供部屋を作ることも可能だ。
また、室内の間仕切り壁は無塗装の状態で引き渡される。つまり、自分で壁の色を塗って仕上げるという“余白”も残してあるということだ。子供と一緒に自分たちの家を作り上げるのにぴったり。家の中で子供と遊んでいて付けてしまった傷も、それがかえって家族との良き思い出、家とともに成長してきた成長の証に感じられるような、遊び心を感じさせる家に仕上がっている。
外壁パネルは焼杉のような味わいの表面仕上げ。パネルは縦張りと横張りが互い違いに配置されている。縦張りパネルは色濃く見え、横張りは光を反射して明るく見える。太陽光の変化で“表情が変わる”仕掛けが施されている。
こちらは2階のスケルトンイメージ。間仕切りをしていない状態だと、ロフト感覚のワンルームとして26畳代の大空間が広がる。間仕切りをして2つの個室を作っても、14畳の共有空間が確保される。
室内の間仕切り壁素材には「ボロックス合板」というBESSオリジナル素材を用意。誰が塗っても差が出にくい性質の合板が使われている。どんな色に塗ってもよし、あえて塗らないという選択もあり。