WOWOWの話題ドラマ放映間近！ その完成試写会をレポート
2016/07/14
7/16(土)から放送開始のWOWOWの新ドラマ『希望ヶ丘の人びと』。完成披露試写会には主演の沢村一樹さんをはじめ、メインキャスト・監督・脚本家が登壇し、それぞれが作品に込めた想いを語った。
完成試写会で出演者が語る
新ドラマ『希望ヶ丘の人びと』への想い
ヒューマンドラマ小説の名手・重松清氏による原作をWOWOWでドラマ化した7月16日スタートの連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』（土曜午後10:00）。放送を直前にした5日(火)には東京・スペースFS汐留にて第1話完成試写会が行われ、メインキャスト、スタッフが出席した。写真左から、深川栄洋監督、寺脇康文さん、沢村一樹さん、桜田ひよりさん、二宮慶多さん、和久井映見さん、脚本家の岡田惠和氏。
亡き妻の故郷で四苦八苦しながら、新しい生活を築いていく家族の再生を描いた感動作。妻を失いながらも残された家族のために奮闘する田島徹役の沢村さんは「俳優デビューして20年になるけれど、撮影中は何とも言えない気持ちのいい時間を味わいました。今までに経験した事のない感覚で、岡田さんの脚本はいい作品に仕上げなければと思わせる恐ろしい脚本でしたが、良いものを作るというスタッフ・キャストの気持ちが最後までぶれる事はなかった。それがここまでの気持ちにさせてくれた」と充実の表情。脚本家の岡田氏はそんな沢村さんの演技を「難しい役どころだったけれど、普通に父親として生きている感じが伝わってきた。田島家が愛おしくなるし、『お父さん、頑張れ！』という気持ちになれた」と労い称えた。
膵臓がんで急逝した妻・田島圭子役の和久井さんは「撮影中に何度も『凄い作品になるのではないか？』と思った」と明かしながら「お芝居をしているけれど、していないようなふわっとした不思議な感覚になったけれど、お父さんが田島家の中心にドン！といてくれて、多少の事があっても大丈夫だろうと思わせてくれました」と“夫”沢村さんの存在に感謝。沢村さんも「本読みを島田家だけでやらせてもらった時に、圭子が和久井さんだからこそこのドラマを上手くいくと感じた」と全幅の信頼を寄せていた。
また、脚本家の岡田氏は「言葉に出来ないくらいの達成感があって、自画自賛になるけれど、ひょっとしたら凄いものを作ってしまったのかもしれないと思った。脚本にするのが難しい原作だったけれど、ドラマはドラマなりに原作や作者の思いは継承できたはず」と自信を覗かせ、深川監督も「家族や大切な人と観てほしい。人々が一生懸命に生きている姿を見て」とアピールした。
沢村さんはじめ、本ドラマの中心となる方々も自信みなぎるコメントを残し、一層注目の集まる『希望ヶ丘の人びと』。本作は7/16(土)よりWOWOWにて放映開始。パパたちの涙腺が崩壊すること間違いナシの本作は、1人でこっそり鑑賞するもよし、もちろん家族全員で鑑賞し、“家族のあり方”をあらためて共有するもよし。イクメンなら見逃せない、今夏話題の1作だ。
『連続ドラマＷ 希望ヶ丘の人びと』7/16よりWOWOWでスタート！
＜ストーリー＞
妻・圭子（和久井映見）を亡くして3年。未だ心にぽっかり穴があいたままの田島（沢村一樹）。妻の思い出をたどって生きていこうと、圭子が育った町「希望ヶ丘」に中2の娘・美嘉（桜田ひより）と小3の息子・亮太（二宮慶多）とともに引っ越してくるのだが……。
＜パパたちの心を揺さぶる見どころ3つ！＞
沢村一樹がシングルファザーを熱演！
男手ひとつで子供を育てる主人公・田島役は沢村一樹さん。空回りしながらも子供たちのために奮闘する“ちょっと駄目”な父親を魅力たっぷりに演じる。
期待の子役2人の名演技が涙をさそう！
主人公の娘役は期待の若手女優・桜田ひより、愛らしい息子役は『そして父になる』の二宮慶多。注目の子役の自然な演技に思わず感情移入してしまうこと必至！
重松清原作のハートフルストーリー
作者・重松清が自身の分水嶺となると述べている渾身作。重松氏が長年のテーマとしている街、家族、学校を描いた心揺さぶるストーリーが展開されていく。
『連続ドラマＷ 希望ヶ丘の人びと』
7月16日(土)スタート（全5話）［第1話無料放送］
毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
原作：重松清「希望ヶ丘の人びと」（講談社文庫刊）
脚本：岡田惠和（連続テレビ小説「おひさま」「最後から二番目の恋」）
監督：深川栄洋（『神様のカルテ』『トワイライト ささらさや』）
音楽：平井真美子（『トワイライト ささらさや』）
出演：沢村一樹 和久井映見 桜田ひより 二宮慶多／伊藤かずえ 六角精児
宮川一朗太 中島ひろ子 やついいちろう 岩本多代／平泉成 寺脇康文
特設サイト：連続ドラマW 希望ヶ丘の人びと｜WOWOW
［PR］
