ママを祝福する「ベビーシャワー」って?
2015/11/24
セレブも愛用する“おくるみ”でおなじみのブランド「エイデンアンドアネイ」が『ベビーシャワー』のイベントを開催!
アメリカでは一般的な「ベビーシャワー」
「ベビーシャワー」とは、妊娠や出産を祝福するために、本人の友人達や姉妹、あるいは親族が主催して開催するパーティのこと。これは、これから迎える出産を励まし、またこれから必要になるであろうギフトを持ち寄ることで応援する意味もあり、アメリカでは時に結婚式よりも盛大に行われる事もあるのだとか。今回、オーガニックで赤ちゃんに優しいモスリンコットンを100%使ったスワドル(おくるみ)で人気を博す「aden+anais(エイデンアンドアネイ)」が、そんなベビーシャワーをテーマにしたイベントを開催した。
アメリカのママたちならではの合理的なシステム
メインの催しとして行われたのが、エイデンアンドアネイCEOのレーガン・モヤ・ジョーンズさんと、放送プロデューサーのデーブ・スペクターさんによるトークショー。日本ではまだあまり馴染みのないベビーシャワーについて、本場アメリカのベビーシャワーの様子や二人の経験談などを、時にはデーブ氏独特のジョークで脱線しながら、楽しいトークで盛り上がった。
デーブさんはベビーシャワーへの参加経験はないそうだが、ベビーシャワーにまつわる「ギフト・レジストリー」というシステムについて紹介。これは、多くの大型店で採用されている、Web上で作る“ギフトで欲しい物リスト”のことで、ギフトを贈る側はそれをみて選ぶ事ができるという実にアメリカらしい合理的なシステム。
そんなギフト・レジストリーにおいて、アメリカでは実に98%もの確立でピックアップされているというのがエイデンアンドアネイのおくるみであるのだが、製品をこの世に送り出した張本人でもあるレーガンさんは、自身も4人の娘さんの母親。長女出産時のベビーシャワーのことに触れながら、「ベビーシャワーに決まったルールやスタイルはない。一人一人がどんなカタチで赤ちゃんをこの世に迎え入れたいか、それぞれの想いで開かれるので、盛大なものもあれば、自宅のリビングで2、3人で開くものもある」と、馴染みのない日本で開催する際にも、ハードルを設ける必要がないことを説明した。
そして「生まれてきた子供にとっても、後に写真やムービーでこのベビーシャワーの様子をみることで、自分がどんなに祝福されて生まれてきたを知る事ができる。良き伝統として、是非日本でもこのベビーシャワーをどんどん広めて行って欲しい」というのが、2人に共通した意見だった。
エイデンアンドアネイのおくるみレッスンも
イベントでは、レーガン女史が自らおくるみの使い方を教えてくれるレッスンも開催。赤ちゃんのドールを使って、動きの少ない新生児向け、そしてちょっと動きが活発になり始めた赤ちゃん向けと、2種類の使用法を伝授した。
日本でもこれからブームの予感?
ほとんどの場合が女性限定で開催されるというベビーシャワー。まだまだ日本では耳馴れない単語かもしれないが、妊娠・出産を祝う気持ちに国境はないはず。昨今ママ友たちのイベントは盛んに行われているだけに、日本でもこれから定着する可能性がおおいにあるだろう。
アンテナ敏感なパートナーをもつパパたちこそ、「ベビーシャワーって、面白いパーティがあるそうだね?」なんて、さりげなく話題を振ってみると、案外“株”が上がったりするかも知れなかったりして?
エイデンアンドアネイについて
オーストラリアで生まれ育った創業者レーガン女史が長女を出産した際、オーストラリアでは普通だったスワドル(おくるみ)が、アメリカにほとんど存在せず困った経験から商品化。コットンの大判でやわらかい「モスリンコットン」は、くるんであげると赤ちゃんがぐっすり眠ってくれる事、おくるみ以外でも多彩な用途に使える事などで人気を博し、日本を含む世界中で、病院の看護師、小児科の先生、母乳育児の専門家、そしてセレブリティーにも愛用者が広がっている。2016年で創業10周年を迎える。
http://www.adenandanais.co.jp/
Text » MORIYUKI HATAYAMA(partisan)