妊娠中の妻の“つわり”と向き合おう!(後編)
2015/08/13
FQ JAPAN onlineの兄弟サイトであるFQ UKの人気記事をピックアップして紹介します! 子育て先進国UKのパパたちが読んでいる記事から、日々の子育てのヒントが見つかるかも?
トイレ(掃除)の神様になろう
パートナーの妊娠中は、家事をなるべく引き受けるようにしよう。つわりが酷かったり長引いたりしているのであればなおさらだ。想像が付きにくいかもしれないが、つわりは思った以上に辛いものだ。ちょっと眠気がするだけではなく、目を開いていることさえも辛く感じ、疲労困憊状態になってしまうのだ。
おおげさに聞こえるかもしれないが、妊娠時は昼寝した日でも夜20時には眠くなってしまうことがあるのだ。お腹の中に新しい命が宿っているということは、それだけ体力も消耗するということだ。もし妻が辛そうにしていたら、積極的に家事をこなすのがよいだろう。放置されているゴミが放出する臭いは妻の体調を悪化させがちだ。そもそも、汚い部屋で生活したい人もいないだろう。掃除が必要そうな場所には常に目を光らせよう。
陰と陽
「生姜」は妊娠中の倦怠感を和らげるといわれている。ジンジャーエールやジンジャークッキーに頼りきりな女性だっているほどだ。これは中国漢方から由来しており、古い時代から生姜はつわりに効くと信じられている。
また、妊娠時のイライラしを直したい場合は、「ペパーミント」がおすすめだ。ただし、「ガム」は避けておこう。身体が「食べている」と思い込み、胃酸が分泌されて、余計に具合が悪くなってしまうのだ。
つわりの治療薬は人によって異なる。あなたの役目は、一番効く「薬」が切れるないよう気をつけることだ。「氷水」が効く体質であれば、冷凍庫に氷をストック、「クラッカー」が効くというのであれば、棚に補充。ちょっとした気遣いが大切だ。
出産は人生でもとても重要でワクワクするイベントだ。しかし、その分パートナーは辛い時を過ごさなくてはならない。あなたの役割は、体調が悪くなり、気持ち的に弱っている妻をサポートしてあげること。少しでも妻が楽になれるように、気くばりを利かせておこう。これで妻も安心だ。
TEXT: Josephine Dwyer-Mann
TRANSLATOR: Ellie Yamashita
2014.09.23UP(FQ UK)
2015.08.27UP(FQ JAPAN)
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