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幽霊や妖怪に会えるかも?この夏限定の涼と非日常が味わえるお出かけイベントとは

いよいよ夏本番。思う存分家族でレジャーを楽しみたいところだが、遠出は難しい。そんなパパ・ママにおススメしたい都内にいながら涼と非日常が同時に味わえる大注目のお出かけスポットを紹介しよう。

今年の夏のお出かけは
都内で非日常を体験しよう

夏のお出かけシーズンが到来しているが、いまだ収束が見えないコロナ禍の影響からまだまだ子供を連れての遠出はし辛い。

そんななか、都内にいながら「非日常」を満喫できるイベントがある。ホテル雅叙園東京で開催されている「和のあかり×百段階段2022~光と影・百物語~」だ。新型コロナウイルスの対策もバッチリの企画展、その詳細を見ていこう。

文化財×光の空間アート
見逃せない3つのポイント 


ホテル雅叙園東京が有する文化財「百段階段」。ここで開催されるアート展「和のあかり」は今年で7回目の開催を迎え、累計来場者数は37万人を超える。大好評の企画展示だが、今年はひかりだけではなく「影」にも着目し、「百物語」をモチーフとした心も体もひんやりできる仕様に様変わり。

百物語は百話目を語り終えると物の怪が現れるが、99段目を登った先には何が待ち構えているのだろうか。あかりアートに潜む妖怪や幽霊を楽しみながら、夕暮れ時から夜明けまでの時間を探検しよう。そんな企画展をさらに楽しむための3つの見どころをご紹介。

①企画展の中心であるあかりアート


文化財「百段階段」を背景に、日本各地から集められた様々な作品を楽しむことが出来る本企画展。「光と影」というコンセプト通り、あかりアートは作品だけでなく作品から生まれる影とのコントラストを楽しむことができる。著名な画家が手掛けた各部屋の天井や欄間と、あかりアートが織りなす空間芸術を楽しもう。

②子供も好きな怪談の世界観


今年の企画展のテーマは日本の夏の風物詩「百物語」。各部屋に潜む妖怪や幽霊を探し出そう! 本イベントは、1つの作品、1つの部屋、そして企画展を通してと様々な単位でストーリーを感じられることが魅力。子供の想像力を育む、親子でのアート体験を楽しんでみよう。

③サステナブル&後世に残したい伝統文化


展示作品の中には、地域の課題解決に向け生まれたものもある。漁樵の間にて展示されている「竹あかり」は放置竹林による環境問題に対してアクションを行っているアカリノワによる作品だ。展示後の作品は加工され、竹炭や竹チップとして再利用される。環境問題に配慮した作品を見るだけでなく、背景にある環境問題やサステナブルな取り組み等様々な点を学ぶことができる。

イベントでは、日本全国から作品群が集められているため、様々な地方の伝統芸能を学ぶことにもつながる。また、初の試みとして本展示会の作品の一部は購入可能。気になった作品はチェックを忘れずに。

編集後記
実際にお伺いしてみると歴史ある雰囲気に圧倒されました。記録的な猛暑が続く中、お出かけするのも億劫になりがちですが、室内で涼みながら楽しめる本イベントは家族のお出かけにぴったりだと感じました。また、日差しが強い季節だからこそ、対極にある「光と影」を楽しむ幻想的な空間で非日常が強く味わえると思いました。幽霊と一緒に写真が撮れるフォトスポットもあり、魅力たっぷりのアートイベントでした。

 

ホテル雅叙園東京について

90年以上の伝統を受け継ぎ、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られた唯一無二のミュージアムホテル。茶室に見立てた全60室の客室は、80 ㎡以上のスイートルームで、スチームサウナとジェットバスを完備し、シンプルさと日本の気品ある美しさを兼ね備えている。もてなしの心を継承する日本料理や中国料理、イタリア料理など7つのレストラン、日本美の粋を尽くした和室宴会場をはじめとした23の宴会施設、そして東京都指定有形文化財の「百段階段」を有する。
また、世界80カ国、520軒を超える独立系の小規模なラグジュアリーホテルだけで構成された「Small Luxury Hotels of the World(SLH)」、および世界的なラグジュアリーツーリズム・コンソーシアム「Serandipians by Traveller Made®」に加盟している。

DATA

企画展概要
企画展名:和のあかり×百段階段2022~光と影・百物語~
開催期間:2022年7月2日(土)~9月25日(日) 会期中無休
開催時間:11:30~18:00(最終入館17:30)※8月20日(土)は17:00迄(最終入館16:30)
会場:ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
料金:当日券¥1,500
特別前売券¥1,200(7月1日迄)館内(16:30迄)
学生¥800 ※要学生証呈示、未就学児無料


取材・文/FQJAPAN編集部

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