育児をしながら働ける?子育て世帯こそ知っておきたい『ワーケーション』の魅力
2022/06/12
リモートワークが定着しつつあるいま、注目を集めているのが「ワーケーション」。ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を合わせた新しい働き方とは、いったいどのようなものなのだろうか。仕事も育児も両立を目指す自治体の事例をもとに見ていこう。
親子がともに成長する
「旅育」
北海道鶴居村は、子供と一緒にワーケーションをしたいと考えている人に向けて「旅育」を推進している。大自然の中を親子で旅し、酪農体験や釣り、キャンプなどを楽しみながら、仕事にもしっかりと集中できる場所を提供。子供がいるからこそ体験できることは案外多いし、子供から学ぶものもたくさんある。「旅育」は、そんなことをあらためて考えさせられる体験になるだろう。
問/NPO法人 美しい村・鶴居村観光協会
TEL:0154-64-2020
子育て家族と地域社会をつなぐ
「保育園留学」
子育て環境の多様性を広げながら仕事と向き合うことを可能にする「保育園留学」をご存じだろうか。株式会社キッチハイクが提供する「保育園留学」は、家族で北海道厚沢部町を訪れ、その地域に宿泊し、仕事と子育て、家庭の両立を可能にするというもの。子供は認定こども園に通いながら自然に恵まれた環境の中で思いっきり遊び、親はその間にWi-Fi完備の施設でリモートワークを行うことができるのだ。
問/キッチハイク
文:加瀬詠希
FQ JAPAN VOL.62(2022年春号)より転載