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長時間保温が可能!? 魔法瓶メーカーが共同開発した「ベビー用カップ」が中国で発売

赤ちゃんも離乳の時期になると、飲み物も哺乳瓶を卒業してベビーマグで飲む練習が始まる。「自分で飲む」練習にはどのようなアイテムを使うのがよいのだろうか。注目のベビー用カップを紹介しよう。

「自分で飲む」を応援

母乳や哺乳瓶で授乳をしていた赤ちゃんも、成長につれ離乳の時期を迎える。そんな時に用意したいのが、赤ちゃんの成長に合わせて飲み口を変えられる、ベビー用カップだ。

乳幼児向け製品の製造・販売のピジョン株式会社は、象印マホービン株式会社と共同開発したベビー用ステンレス製保温カップ『诗人花园(詩人の庭)』を中国全土で販売開始する。

この共同開発には、赤ちゃんの成長を応援するノウハウと、魔法瓶製造で蓄積された保温技術が生かされている。

3段階でステップアップするマグ

『诗人花园(詩人の庭)』にはある特徴がある。それは飲み口は3種類あり、段階的に「自分で飲む」ことが上達できるようになっていることだ。

ラインナップは「はじめてストロー」「らくらくストロー」「ワンタッチマグ」の3種類。

「はじめてストロー」を使い始める目安は生後6ヶ月くらいから。それまでおっぱいや哺乳瓶からしかものを飲んだことがなかった赤ちゃんが、初めてストローで飲むために開発された。

「らくらくストロー」は生後12ヶ月くらいから。ストロー飲みができるようになってきたら、さらにスムーズに自分で飲めるように使っていこう。

「はじめてストロー」「らくらくストロー」ともに、飲み口にクロスカットを採用し、転倒時に中味がこぼれない工夫がされている。

また、飲み口の底部に通気弁をもうけることで、飲み物を吸ったときに外気を取り入れて、内圧が高くならないようにしている。

重量は100gと、赤ちゃんにも持ちやすい軽さ。ステンレス魔法瓶構造で長時間の保温に適している。

「らくらく」を卒業したら「ワンタッチマグ」。ここまできたらもう、大人と同じようにストローでものを自分で飲めるだろう。

日本では限定デザインが人気

日本ではピジョンがデザインする『マグマグコロン』が販売されている。

ピジョンの「母乳実感(R)」といえば、病院・産院で最も多く使われている哺乳瓶のスタンダードだ。その「自分で飲む練習」バージョンが「マグマグコロン」。

こちらの飲み口は「スパウト」と「ストロー」。スパウトはママの乳首に近い感触で、おっぱい飲みを卒業していくのにうってつけ。「詩人の庭」同様クロスカットによる漏れ防止も施されている。

ストローの飲み口も赤ちゃんが飲みやすいように角度、形、柔らかさが工夫されている。

「母乳実感(R)」のPigeonFriendsデザインはSNSでも話題に。6月からアカチャンホンポ限定デザインが発売中だ。

「飲む成長」があるのは今だけ

「飲む」ということ1つとっても、赤ちゃんはどんどん成長していく。成長に合わせたケアが必要なので、パパママには苦労もあるだろうが、今回紹介したように、力強くサポートしてくれるアイテムも次々と登場している。

わが子のこんなに目ざましい成長につき合うことができるのは乳幼児期だけ。その貴重な時期を、パパママも大いに楽しもう。




文:平井達也

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