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夫の知らない家事が少ないほど夫婦円満? 生活にゆとりを生む「しない家事」とは

おうちで過ごす時間が長くなり、家事の量だけでなく、感染対策など家事の種類も増えた昨今。そこで実践したいのが、家事を家電に任せる「しない家事」だ。

ライフスタイルの変化による
家事負担が問題に

今年の春から私たちの生活は大きく変わった。そのうちの一つが、家で過ごす時間が長くなったことによる「家事負担の増加」だ。パパママは育児に追われる中、家事負担が増えるとそれだけでストレスになる。

パナソニックが行った調査結果を見てみると、実際にコロナ禍を迎えてから、男女ともに家事負担が増加していることがわかる。

特に女性は10%近くも家事への負担が増えており、平日の家事負担は約30%の女性が負担増を感じているのだ。

家事の量も種類も増えているこの状況は、家事代行や家電をうまく取り入れることで改善できる。そうした工夫は最近、「しない家事」とも呼ばれている。



「家事の大変さを互いに理解している夫婦」は仲が良い

「家事を家電に任せて、できるだけ負担を減らしたい」と考える女性は毎年増加しており、3年前と比べると、20%近くも増えている。

その一方で男性は、妻の家事負担増加に気づいていないのか「しない家事」への意識は低めだ。いわゆる“知らぬ家事”の大変さに気づいていない男性が未だ多いのかもしれない。

ところが、調査レポートの中にはもう一つ気になる内容が。家事の大変さを知っている男性は「しない家事」へのニーズが高くなっているのだ。苦労を知っているからこそ、任せられる部分は任せることで、気持ちに余裕が生まれることを理解できるのだろう。

また、「パートナーと仲が良いか」という質問に対して「仲が良い」と答えた男性は、家事への理解がある人が89.1%、そうでない人が70.9%と、約20%の開きがある。普段から家事を積極的に行い、知らない家事がない男性のほうがパートナーとの関係が良いということだ。

「しない家事」は、家電を取り入れるところから

家事の大変さを分かち合っている夫婦は仲が良く、「しない家事」への関心も高い。これを読んでいるあなたも、日頃から家事に取り組んでいて、もっと効率的な方法を模索していることだろう。

「しない家事」を実践するには、家電を取り入れるのがおすすめだ。最新の家電は高機能を搭載した製品が多く、自分で家事をするよりも高いレベルで仕上げることができる。

自粛生活がきっかけで欲しいと思うようになった家電ランキングによると、1位は食洗機、僅差でロボット掃除機がランクインしている。いずれのアイテムも、めんどうな食器洗いや掃除を“自動で完了してくれる”人気家電だ。

家電をうまく利用して「しない家事」を実践できれば、子供と向き合う時間や自分たちの時間がつくれて、暮らしがもっと充実したものになる。

「どの家事が一番大変か」「何を効率化したいか」などを夫婦でよく話し合いながら、自分たちに合った「しない」ための家電を導入してみてはいかがだろうか?


<調査概要>
●調査元:パナソニック株式会社
●調査名:2020年【家事に関するライフスタイル調査・第4弾】
●調査対象:関東(1都6県)・関西(2府4県)に在住の30〜49歳既婚男女計1,328人
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2020年6月26日(金)~7月3日(金)
詳しい調査結果はこちら



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