“完全無添加”の離乳食が話題に!? 新感覚の冷凍キューブで本格派の味わいを体験できる
2020/05/10
離乳食はどのようなものにしたらいいと考えるだろうか。「おいしく、安全で、栄養があるもの」が望ましいだろう。加えて「手軽なもの」となると、ハードルが高く感じる。しかし、そんな条件をも満たす離乳食が登場した。
手軽なのに本格派の登場!
「子育ては苦労してこそ」という意識がまだ根強いようだ。「苦労をいとわないことが愛情の証」という気持ちは尊いが、パパママたちは忙しい。離乳食も7割の家庭で手作りしているというが、効率を追求できるところは追求していこう。パパママも自分の時間を持つべきだろうし、苦労ではなく楽しむのも愛情といえる。
株式会社Kazamidoriからリリースされた離乳食ブランド「土と根」が話題を呼んでいる。クラウドファンディングによる先行販売で多くの支持を集め、続いて行った試作品販売と合わせて約3,600食が1ヶ月で完売した。先行販売期間を通して、パッケージの改良や有機野菜の厳選による鮮度の向上など商品の改善を行い、4月に満を持して正式販売がスタートした。
現在のラインナップはカボチャ、ほうれん草、にんじん、トマトの4種類。バランスよく食べさせてあげてほしい。
内容量はトマトが100g、その他は120gだ。冷凍キューブの形で10個入っている。
そのままでも、ひと工夫しても
キューブ(立方体)なので必要なだけ使いやすい。調理法も、レンジでチンするだけだ。これで野菜ペーストのできあがり。これなら料理が苦手なパパにも余裕だ。しかし決して簡便食ではない。
素材は国内の農家から厳選した有機野菜のみを使用。もちろん完全無添加だ。急速冷凍することで、味を落とさず届けられる。赤ちゃんに本物の野菜の味を体験させられる贅沢な一品に仕上がっている。まずは何も加えずペーストで食べさせてみたい。
ひと工夫することで、ディッシュをアレンジすることもできる。「土と根」のサイトにも現在、「ほうれん草のバナナ和え」「かぼちゃとにんじんのチーズリゾット」のレシピが公開されているので参考にしてみてはどうだろうか。
「土と根」のコンセプトは、“「いただきます」のずっと前から、「ごちそうさま」のその先まで。”だ。わが子への愛情は調理に手間をかけて苦労すること以上に、これまでも、これからも、ずっと元気でいてね、と願うことだ。
DATA
文:平井達也