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オンラインでの両親学級は定着するのか? 妊婦の4人に3人が自治体の学級中止に不安の声

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、さまざまな催しが中止になっている。プレパパ、プレママの頼みの綱、両親学級や母親学級も例外ではない。一方で、お腹の中のわが子は着実に育っていく。この状況下で、出産や育児に向けてどのように準備をするべきだろうか。

相次ぐ両親学級、母親学級の中止
情報収集はどこから?

自治体や病院などが開催する両親学級、母親学級の中止が相次いでいる。出産や赤ちゃんのケア、産後のママの体調管理などについて学び、プレママ同士の情報交換もできる貴重な場だけに、予定していたプレパパ、プレママは不安だろう。日本最大級の妊活、妊娠・出産、育児の総合情報サイト「ベビカム」は、妊婦を対象に、イベント中止による影響についてアンケート調査を行った。

※調査期間:2020年3月16日〜22日 「新型コロナウイルスによるイベント中止に関して、妊婦さんやママへの影響は?」ベビカム会員472人回答

 
参加予定だった両親学級、母親学級が中止になった人に、不安はあるか尋ねたところ、4人に3人が不安があるという結果となった。

 
具体的に寄せられた声を拾ってみよう。
 
・私も夫も両親学級で沐浴指導などを初めて受ける予定でした。夫も、「やっていける自信がない」と、とても不安に思っています。
・初めての子供で両親学級に参加したいと思っていましたが、再開の見込みもないためこのまま出産になりそうです。情報も育児の技術もなく出産・子育てできるのか不安です。
 
調査の結果、「特に初産のママたちが、とても不安に思っている」ということが明らかになった。また、参加できなくなった代わりに、「SNSやマタニティアプリで情報収集した」「これから育児本の検討をしたい」など、ネットや本から情報収集していると答えるママが多数いたそうだ。



ポスト・コロナの育児はいかに?

ベビカムはこの結果を受けて、オンラインのベビカム両親学級を計画し、4月17日(金)に10組限定でテスト的に実施された。今見ているこのFQサイトでも、各種お役立ち情報が検索できるので、どんどん役立ててほしい。
 
新型コロナウイルスの流行を機に、テレワークに弾みがつき、「オンライン飲み会」なども開かれるようになった。早くも「ポスト・コロナ」の世界がどうなるか、識者が語り始めているが、日本社会のリモート化は進む可能性が高い。
 
育児に関しても、ネット上でのサービスがさらに展開されるかもしれない。情報の選択がますます重要になってくるだろう。新型コロナウイルスをめぐっても原因や対処法としてさまざまな怪しい情報が拡散している。情報リテラシーはパパママにとって必須のものといえる。

DATA

ベビカム


文:平井達也

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