「子供にイライラ…」思わず叩いてしまいそうになったとき、心を落ち着ける方法
2019/11/13
子供の虐待事件が後を絶たない。子をもつ親としては、これ以上悲しいニュースは聞きたくないと思う。しかし、虐待とまではいかなくても、我が子にイラッとして思わず手をあげたくなることは誰にでもあるのではないだろうか。
「どならない」「たたかない」子育て、どうすればできる?
日々の仕事や家事・育児疲れでイライラ…。つい子供をきつく叱ったり、手をあげてしまったりして、そのたびに自己嫌悪に陥る。
こんなことを何度も繰り返してしまい、人知れず悩んでいるパパママは案外多いものだ。
それを証拠に、育児情報誌『miku』のアンケートによると、「子供をたたいてしまったことがある」と答えた親は何と6割にものぼることがわかった。
そんなパパママの悩みに答えてくれる育児本『「こんなときどうしたらいいの?」感情的にならない子育て』が発売された。
2017年に発売されて好評だった『イラストでよくわかる 感情的にならない子育て』に続く第2弾だ。今回もイラストが多用され、子育ての合間にサクッと読みやすい構成になっている。
具体的には「子供が外出先で気に入らないことがあると転がってしまう」「手が離せないときに抱っこをせがまれる」など、子育てで困ったときのシーン別に、対処方法が紹介されている。
それに加えて、子供の気持ちやパパママの気持ちの整理の仕方も解説されているので、納得しながら読み進められるのが嬉しい。
「たたかない、どならない子育て」は理想だが、現実にはなかなかそうもいかない。
しかし、こういった本をヒントに少しでも心穏やかに子供に接することができるようになれば、子育てをより楽しめるようになるだろう。
育児に困ったら積極的に情報収集を!
育児に関するパパママの悩みは全国共通。「なんでうちの子だけ…」「なんで自分だけ…」と一人で悩まずに、同じような悩みを抱えている。
またはそんな悩みをすでに克服した先輩パパママたちの情報は積極的に集めよう。
「自分と同じ境遇の人たちがいる」ことがわかるだけでも安心できるし、日々の子育てですぐに実践できる事例にきっと出会えるはずだ。
DATA
書名 >> こんなときどうしたらいいの?感情的にならない子育て
著者名 >> 高祖 常子
出版社名 >> かんき出版