令和最初のクリスマスプレゼントは特別なものにしたい! みんなは何をプレゼントする?
2019/11/18
子供へのクリスマスプレゼントを考えるシーズンになった。今年は何をプレゼントしようかと悩ましいパパママも多いだろう。また、来年度から小学校でのプログラミング教育が必修化される。こうした時代背景もプレゼント選びにあたって考えてみてはどうだろうか。
プレゼント選び
みんなはどうしてる?
おもちゃに関する意識調査を実施したのは楽天だ。「楽天おもちゃ大賞」の開催に合わせて行われたもので、対象は全国の0歳から6歳の未就学の子どもを持つ、20~40代のママ・パパ約1000人だ。
今年のクリスマスに子供に何をプレゼントするか、予定を尋ねたところ次のような結果となった。
また、おもちゃや絵本選びの基準についての回答は次のようになっている。
レビューや口コミよりも自分の子供の嗜好を優先しつつ、成長や学習といった視点にも配慮しているようだ。
平日、休日に子供とおもちゃで遊ぶとき、どのようなおもちゃで遊びたいかも質問し、興味深い回答を得ている。
平日には頭を使い、休日に体を動かそうという傾向がはっきりと表れているのだ。
あなたは必修化にどう対応する!?
プログラミング教育の必修化を知っている尋ねた結果が以下だ。
4人に1人が「知らない/聞いたことがない」のは少し心許なくはないだろうか。
次の質問は、プログラミング教育の必修化をどう思うか。
そしてプログラミング教育の必修化に臨んで親としてどう取り組もうとしているかが以下の表だ。
さらにプログラミング的思考を学べるおもちゃとして、どのようなものを想定しているか尋ねた結果が次の表だ。
プレゼントは子供にとって
「新しい世界」
誤解もあるのだが、必修化といっても「プログラミング」という教科が新設されるわけではない。既存の教科の中にプログラミング的な学習が取り入れられるのだ。ただでさえ学校の先生の多忙さが問題になっている中、はたしてプログラミングまで手が回るのか懸念する声もある。
一方で今後プログラムができる人材の需要がますます高まることは間違いなさそうだ。現在は花形の多くの職業が近い将来にはなくなり、コンピュータを操る能力が高く評価される時代が到来するとも言われる。
一番強いのは、夢中になって自分からのめり込めるものを持っていることだろう。子供にはそんなものを見つけてほしい。プログラミング関係に限らず、クリスマスプレゼントのおもちゃは子供にとって新しい世界と出会うチャンスにもなり得るのだ。
DATA
Text:平井達也