子供が宿題をなかなかやってくれない……周りの親はどう対処している?
2019/10/30
子供は遊ぶのが仕事。とはいっても学校の宿題くらいはきちんとやってほしいもの。しかし、学校から帰った子供をすんなり宿題に向かわせるのは至難の業だ。他の家庭ではいったいどのように対処しているのだろうか。
“子供がなかなか宿題をやらない”
悩みは全国共通!?
「子供がいつまでもゲームばかりしていてなかなか机に向かわない」
「宿題をさせるために毎日叱ってばかりでもうウンザリ……」
「早く宿題をやるよう口うるさく言うと、最近は子供が反抗するようになった」
これらは小学生の子供をもつ多くの家庭で聞かれる悩みだ。あなたも多かれ少なかれ同じ思いをしたことがあるのではないだろうか。多くの親が子供を家で勉強させるのに四苦八苦している。
一方で、子供をうまく誘導し、毎日勉強する習慣がついている家庭があることも事実だ。一体どんな方法で子供を勉強に向かわせているのだろうか。
周りのパパ・ママはどうしてる?
子供を机に向かわせる方法
ここで、株式会社小学館集英社プロダクションが独自に調査した、全国の小学生をもつ父母約300人を対象とした宿題に関するアンケートの結果を紹介しよう。
「子供を宿題に取り組ませる方法」として最も多かったのは、「はじめる時間を決めさせる(34.5%)」で、次いで「やらないとゲームができないなどのマイナスの条件を出す(28.5%)」「ご褒美などのプラスの条件を出す(28.5%)」となった。
決定打に欠ける印象だが、これは子供のタイプによって有効な対処法が異なるためだと思われる。
次に「子供を学習する気にさせたいときに、どこで解決策を探しているか」というアンケート結果をみてみよう。
「何らかの解決策を探す」と答えた人がその解決策を探している場所は、多い順に「子育て情報サイト」「近親者の意見」「ママ友の意見や口コミ」などが挙がっている。結果は分散してしまっているが、ほとんどの家庭で他の人の意見を参考にして取り入れているということがわかる。
親同士の情報交換で
成功談を共有しよう
今回参考にしたアンケート結果から、やはり「親同士の情報交換がカギになる」ということがわかった。
数ある成功談の中から自分の子に最も合った対処法を見つけられれば、今後は「子供に無理やり宿題をやらせる」というストレスから解放されるのだ。
まずは情報収集から始めてみよう。
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