子どもの夢を叶えるにはいくら必要? 習いごとや学費の相場は?
2019/01/21
一流企業の社員やスポーツ選手、最近子供に人気の「ユーチューバー」。憧れの職業に就くための費用はいくら? 必要な学習費・スクール費の相場を調べてみた!
学費やスクール費の
相場はいくら?
子供の幼稚園や習いごとにかかる費用の相場は、大体いくらだろうか? 下の表を参考にしてみよう。
習い事・学費の相場
出典:文部科学省「平成26年度子供の学習費調査」
※私立幼稚園は3年間、小学校は6年間、中学校・高校は3年間で掛かる学習費。公立幼稚園の場合は、3年間保育と2年間保育の場合の保育料が2:1の割合で算出されている。学校教育費のほか、学校給食費や学校外活動費(習い事も含む)の合計として算出されている「学習費総額」を掲載。
※プレスクールの項目で紹介している価格は、各スクールのホームページに記載されていた大手・人気スクールを10ヶ所選び、各スクールの月謝を調査して平均月謝を算出。表記は平均月謝×12ヶ月。相場を表したもののため、あくまで目安。
公立認可保育園相場 ¥0〜30,000
※保育料は月額。編集部による独自調査
“夢を叶える”ために
掛かる費用は?
一流企業に入社する費用
一流企業に入るには、まだ大卒有利な状況は変わらない。文部科学省「私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果」によると、初年度学生納付金(授業料¥864,384、入学料¥261,089、施設設備費¥186,171)は合計¥1,311,644。入学料以外は2年時以降も必要。
教員になるための費用
文部科学省HPを見ると、「日本の学校の先生になるためには教員免許状が必要」と書いてあり、教員免許を取るためには教職課程のある大学に通うのが一般的。国立の教育大学入学金は¥282,000。1年間の授業料は¥535,800が標準であると国立大学法人法で定められている。
スポーツ選手になるための費用
現実的に学校教育だけでプロスポーツ選手になるのはまず不可能。学校教育費以外に各種スポーツクラブの費用が必要だ。スポーツクラブの費用には、月謝以外にも入会金、年会費、大会登録費、スポーツ保険代、遠征費、用具代費用などが発生。子供のプレーするステージが上がるたびに費用は上昇。
ユーチューバーになるための費用
子供の将来の夢ランキングに「ユーチューバー」が登場し話題となったが、プロユーチューバーになるにはかなり難易度が高そうだ。もちろん学歴なんて関係なし。とは言え、試みにとある映像制作系専門学校の学費を調べて見ると、入学金、実習費、授業料、施設設備費などで初年度だけで約¥1,400,000。
FQ JAPAN DIGEST VOL.47より転載