共働き夫婦必見! 毎日がちょっとラクになる”家事シェア”のコツ4選
2018/09/23
共働きで忙しい子育て夫婦の家事は、上手にシェアしてこなすのがコツ。どちらかに負担がかかるような家事の分担では、ひずみが生まれてしまうもの。そこで今回はパパも知っておきたい、家事シェアのコツを4つご紹介!
家事シェアのコツ1
2人で”パラレル家事”
妻はどんな時、夫に”イラっ”とするのか。
あるアンケートによると「自分が家事をしている時、夫にぼーっとされていると何より腹が立つ!」という。家事や育児は夫婦で並行(パラレル)で進めたほうが作業効率が高く、一人にかかる家事負担が減るうえに、妻の夫への不満を大きく軽減させる。つまりメンタル面での効果も大きいのだ。
夫婦はいつでも二人三脚が基本。あとは息を合わせることも重要だ。妻が食事の準備が終えそうになったら、夫はテーブルを拭いて食卓の準備をする。夫婦で足並みを揃えて同じ目的に向かおう。
家事シェアのコツ2
余分な家事は”断捨離”
ゴミ捨てや掃除、洗濯、食事の準備……と家事はエンドレス。
実は、日本人の丁寧な暮らしぶりや家事をきちんとこなす姿勢、配慮の行き届いた子育ては、世界の非常識だともいわれている。いまいちど、気楽で心地よい家事のあり方=ライフスタイルについて、夫婦で模索してみよう。
たとえば「来客用食器は買わない」「ぬめりが発生する三角コーナーはやめる」「新聞はとらない」「夕食は時短献立キットにする」など。モノや手数が減れば家事負担は減らせる。「本当に必要なもの」を見つめ直すことが断捨離だ。夫婦でしっかり話し合ってみよう。
家事シェアのコツ3
他人と比べない
つい他人の家庭がまぶしく見える時がある。自分よりも良い会社、高そうな車、大きい家など、目に見えてわかりやすいものを比べて、劣等感やら優越感といった役に立たない”感情”に振り回される。だから「隣の家の夕食はおかずが多い」「離乳食は手作りですごい」などと、例え自分の家の食事・家事が劣っていたとしても、その家事を実践するパートーナーに口走ってはいけない。
それよりもどんな料理にしたら美味しいか、どんな工夫をすると快適になるか、夫婦で共通認識を持つことが大切だ。比べることをやめれば、エネルギーロスが減り、夫婦は円満になる。
家事シェアのコツ4
言われる前にやる!
企業がいま求めているのは「自律型人材」。父親にも「言われる前にやる自律型パパ」が求められている。たとえば職場に仕事が遅く、気の利かない鈍い人間はいないだろうか。実は、ママから見たら新米パパは全くそれと同じ。
では自律型パパのメリットとは何か。1つは父親として成長する機会を自ら生み出せること。自分で考える習慣が身につくことだ。「シャンプーきれてる!」「皿を洗おうか?」など家事における妻へのホウレンソウも不要。気づいたら己で行動して自己完結。そして事後報告すべし!
手始めに在庫薄だったトイレットペーパーを買って帰ろう。
Text >> MIKAKO WAKIYA
FQ JAPAN VOL.47より転載