【妊娠初期】妻のつわり中に起こる症状と夫のサポート方法は?
2018/09/10
妊娠初期の頃、吐き気や嘔吐などの症状に襲われる「つわり」。妻の苦痛を少しでも和らげるには、どんな手助けが必要なのだろう。実際につわりを経験した先輩ママたちの意見を踏まえながら、夫ができるサポート方法をご紹介しよう。
妊娠中の妻を悩ませる「つわり」
夫はどうサポートすべき?
妊娠初期に見られる「つわり」。人によっては、吐き気や嘔吐が続いて動けなくなってしまうほど症状が重い場合もある。
つわりの表れる時期や期間はそれぞれだが、妊娠中はホルモンバランスの乱れなどにより体調を崩しやすいため、夫の理解とヘルプが不可欠だ。そのためにはまず、妻がどんな状態で、どのような助けを求めているかを知る必要があるだろう。
そこで今回は、先輩ママたちが実際に感じた「妊娠初期症状」についてご紹介。妻の身に起こる変化を理解したうえで、できるかぎりのサポートをしていこう。
妊娠してから早い段階で
「つわり」の症状が出る?
妊活・妊娠・育児の悩みを解消する情報サイト「赤ちゃんの部屋」を運営する株式会社ゼネラルリンクが、全国の妊娠経験者473名を対象にインターネット調査を実施した。妊娠初期症状とつわりの中で、先輩ママたちは特にどんなことに悩まされたのだろう。
●妊娠初期症状は「微熱」が多い
妊娠に気づくきっかけとして、最も多かったのは「微熱(高温期)になった(32.09%)」。そのほか「ニオイがダメになった(27.81%)」「眠気(26.74%)」「胃痛や胸やけ(23.53%)」と続いており、早い段階から「つわり」と思われる症状のある人が多いことがわかった。
●妊娠発覚はだいたい「4週目以降」
妊娠を知った時の週数は、「4~6週目」が約7割を占める結果に。市販の妊娠検査薬は生理予定日を過ぎてから1週間ほどで使用できるものが多いため、そこで気づく人が大半のようだ。
●妊娠発覚後、ママが気を遣ったのは「食事」
お腹に赤ちゃんがいることを自覚してから「何に気を遣ったか」を聞いたところ、最も多かった回答は「食べ物(24.33%)」。次いで「薬(15.24%)」「風邪などの感染症予防(11.5%)」となった。
ある先輩ママは「風邪のような症状に悩まされたが、薬を飲まずに水を飲んで喉を潤していた」とコメントをしており、体に取り入れるものに関しては特に慎重になる傾向が伺えた。