意外と多い!? 「妊婦健診のパパ同行」5回以上が6割、10回以上は3割
2018/08/03
父親の実態を調査したアンケートで、おおよそ半数以上のパパが、2回に1回以上の妊婦健診に同行していることがわかった。さらに3割のパパは、ほぼ毎回付き添っているようだ。
パパの半数が2回に1回以上
ママの妊婦健診に付き添い
パパの実態を調査する「FQ JAPAN総研」は、現在子育て中のパパ、および現在妻が妊娠しているパパ予備軍の読者に対して、アンケート形式のインターネット調査を実施した。調査期間は7月10~31日。
「産(婦人)科には何回行きましたか?」との質問に対しての回答は、「5~9回(29%)」と「10回以上(29%)」の2つが同率トップで並んだ。合計すると約6割のパパが、ママの妊婦健診に5回以上同行していることが明らかになった。
厚生労働省では、標準的な妊婦健診の例として、妊娠初期から出産までの健診回数を14回としている。これをモデルケースとすると、おおよそ半数以上のパパが、2回に1回以上のペースで妊婦健診に同行していることになる。さらに、3割のパパはほぼ毎回付き添っている計算だ。
妻の妊娠を知って
最初に調べたことは?
「第1子の妊娠がわかったとき、一番最初にインターネットでどんなことを調べましたか?」との質問(自由記述形式)への回答の上位5項目をまとめると、以下のようになった。
・1位 名前
・2位 赤ちゃんの成長過程
・3位 妊娠中の妻のケア
・4位 つわり
・4位 出産準備
最も多かったのが「名前」、次いで2位は「赤ちゃんの成長過程」となり、上位2つが生まれてくる子供に関する事柄となった。
その一方で、3位は「妊娠中の妻のケア」、4位には同率で「つわり」と「出産準備」が並ぶ。さらに少し離れた6位には「妊娠中の食事(7.0%)」が入った。妊娠中の妻に対して、夫である自分はどのように接すべきかを調べていることがわかった。
男はどんなタイミングで
父性に目覚めるのか?
「父性を感じた(パパになったと実感した)瞬間はいつですか?」との質問(選択式)に対しては、1位が「出産時に子供を抱いたとき(27.2%)」、2位が「妻の出産に立ち会ったとき(14.6%)」。人生の大きなターニングポイントとなる妻の出産を経て、父親になったことを実感する人が多いことがわかる。
また、3位「子供に『パパ』と初めて呼ばれたとき(10.8%)」、4位「寝顔を見ているとき(10.1%)」も、10%以上の回答を得ている。子供が生まれてしばらく経ってから、父親としての自覚が芽生えるという意見も多いようだ。