子供連れの買い物に’キャッシュレス’をオススメしたい本当の理由
2018/07/12
小さい子どもを連れての買い物は、楽しいことよりも大変なことのほうが多いのでは? そんな悩みをすぐに解決してくれるのが「キャッシュレス」導入だ。家族で上手にキャッシュレスを活用する方法3選を専門家が紹介。子供のマネー教育にも役立つ?
家事・育児の「ワンオペ」状態は
買い物にまで及んでいる?
「子どもを連れての買い物が大変だと感じることはありますか?」と質問したところ、パパの83%、ママの93%が「ある」と回答。
また、「買い物はワンオペ状態になることが多い」と答えたママは、約8割にのぼっており、実態としてママへの負担が大きいことがわかる。
しかし、パパたち自身も買い物を分担する重要性や、ママのストレス軽減につながる点は自覚しているよう。「パートナーとうまく買い物が分担できれば、夫婦仲はもっと良くなると思う」と答えたパパの割合は46%と半数近くにのぼっている。
子どもを連れたまま重い荷物を持つ買い物は、家事の中でも重労働だからこそ、パパたちが活躍しやすい場なのである。
※1ワンオペ:パートナーの協力が得られず、自分1人で家事・育児をこなす「ワンオペレーション」になっている状態を指す言葉
ママが感じるストレスは総じて高く
特に「商品がゆっくり選べない」がNo.1
「子どもとの買い物で、ストレスに感じること・課題だと思うこと」を聞いたところ、すべての項目において、ママの回答がパパを上回る結果に。
特にパパとの差が目立ったのは、「洋服やインテリアなどの商品がゆっくり選べない」「お菓子や不要なものをねだられる」「抱っこなどで会計時に財布を出すのが大変である」などの項目。ママの負担を選らすことがパパの課題と言えそうだ。
キャッシュレスにすることで
買い物ストレスはおよそ3割ダウン
こうした中で注目したいのが「キャッシュレス」という選択肢。子どもを連れた買い物において、現金よりも「キャッシュレス」で支払うパパ・ママが46%と約半数にのぼることが分かった。
そして、キャッシュレス派の89%が「キャッシュレスにすることで、買い物ストレスは軽減されると思う」と回答している。
パパとママそれぞれのキャッシュレス比率についても調査を実施すると、パパは「キャッシュレス」派が51%、「(キャッシュレスと現金で)どちらも同じくらい」が18%に。
合計するとおよそ7割のパパが買い物においてキャッシュレスを活用していることになる。その一方で、ママは「キャッシュレス」派が40%、「どちらも同じくらい」が17%と合計も5割台にとどまった。
今回の調査結果から、キャッシュレスが買い物ストレスの解決につながり得ることが分かった。パパだけでなく、ママも含めた家族全体でキャッシュレスを導入することが、買い物ストレスの解決の一助になり、ママの笑顔を増やすことにもつながると言えそうだ。
※0歳から7歳までの子どもがいる全国の既婚男女・合計1000名を対象に実施した意識・実態調査より。(「パパ・ママの買い物事情」をテーマにNTTドコモが実施)