Tシャツや子供服の汚れに! 白い服を”真っ白”に保てる3つのポイント
2018/07/09
夏に大活躍する白色のシャツやTシャツ。汗ジミや子供服についた食べこぼしをケアして、真っ白に保つ洗濯方法とは? お洗濯マイスター・大貫和泉さんが3つのポイントを紹介!
シンプルな定番アイテム
白Tシャツを長持ちさせるコツは?
ビジネスシーンでもプライベートでも使いやすい、白色のシャツやTシャツ。欠かせないファッションアイテムの一つだが、汚れが目立ちやすいという難点もある。
例えば、昨年着ていたお気に入りの白いシャツ。クローゼットから出してみると、若干黄ばんでいた……という残念な経験はないだろうか。
これは、洗濯でも落ちきらなかった”皮脂汚れ”が主な原因。繊維の奥に汚れが蓄積し、そのまま時間が経過すると酸化して黄ばんで見えるのだ。
汗を掻きやすい夏の時期は、特に洗濯に気を遣いたいところだが、どのようにケアをするべきなのだろうか?
日用品メーカーのライオン株式会社で「お洗濯マイスター」の称号を持つ大貫和泉さんが、白色アイテムを美しく保つ3つのポイントを伝授!
お洗濯マイスター直伝!
白アイテムを”真っ白”に保つポイント
ポイント1:色柄物とは分けて洗う
白いシャツやTシャツは、色落ちしやすい他の衣類と一緒に洗うと、着色やくすみの原因になることも。柄物やジーンズなどの濃い色の洗濯物とは、できるだけ分けて洗おう。
ポイント2:気になる汚れは「塗布」してから洗濯機へ
汗による黄ばみやシミ、子供服などについた食べこぼしには、直接洗剤や液体酸素系漂白剤を塗る「塗布」が効果的。
皮脂がつきやすい襟や脇の下、そで部分の汚れには『おしゃれ着用洗剤(アクロン)』を、食べこぼしのシミがある場合には、『液体酸素系漂白剤(ブライトW)』がオススメだ。「塗布」をした後は、そのまま洗濯機に入れて「弱水流コース」で洗えば、汚れを綺麗に落とすことができる。
また、シャツを洗う時のポイントとして、適正な大きさ(約30×33cm)の洗濯ネットに入れるとシワが減り、アイロンがけの手間が省ける。色だけなく形もキープするコツとして、毎日の洗濯に取り入れると良いだろう。
※漂白剤は、洗濯表示を事前に確認してから洗うこと。
ポイント3:長年の愛用品は「つけこみ洗い」で白さを取り戻す
何シーズンも大切に着ていると、広範囲の汚れが気になることもあるだろう。そんな時は、「つけこみ洗い」で解決しよう。
まずは、洗濯槽や洗濯おけに、衣類がつかる程度のぬるま湯(40℃以下)を用意。その中に、少し多めに『おしゃれ着用洗剤(アクロン)』と液体酸素系漂白剤を溶かし入れ、30分から2時間程度つけておく。その後、洗濯機の「弱水流コース」で洗えば、白さが元どおりに!
※つけおきの可否や漂白剤の使用は、洗濯表示を事前に確認すること。
※手洗いマークの場合は、洗濯機で洗えるか確認すること。
※洗濯表示を確認し、”手洗い”や”洗濯機の弱水流コース”で洗濯するマークがついている衣類は、つけこみ時間を15分にすること。
これら3つのポイントをおさえて洗濯することで、白色アイテムを長く綺麗に着こなすことができる。パートナーにも共有して、家族みんなで爽やかファッションを楽しもう!