注目キーワード

時事・コラム

貧困地域の教育格差をなくせ! 仏が義務教育年齢を引き下げ

日本でも幼稚園・保育園の無償化への動きが注目されているが、フランスでは義務教育年齢を現行の6歳から3歳へ引き下げる方針が示されたという。その目的とは?

フランス、義務教育の
開始年齢を引き下げ

フランス政府は今年3月、義務教育の開始年齢を2019年9月の新学期より、現行の6歳から3歳へ引き下げる方針を示した。すでにフランスの3~5歳児の9割以上が公立の保育学校(2歳から入学でき無料)に通っているため、実質的に大きな変化はない。

その狙いは保育学校に通わない残り1割の児童との、教育格差の解消だ。なぜなら貧困地域や海外県では保育学校に通わない割合が高い。EU加盟国の義務教育の開始年齢は主に5~7歳だが、今回の就学の義務化により小学校以降の児童の全体的な教育水準の引き上げを目指している。

FROM FRANCE

パリ市内にある保育学校


Text >> YUKINOBU KATO

FQ JAPAN VOL.47(2018年夏号)より転載

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. 日本人がセックスレスになりやすい理由は? 1年で約140回のギリシャ夫婦との違い
  2. 産後のママはどんな状態? 妻を支えるために知っておくべき『産後ケアの基本』
  3. 妻がオンナに変身する18のアプローチショット Part.2
  4. 本物のペットみたい……。幼児期に大切な“非認知能力”を育む、キュートすぎる家族型ロボットとは?
  5. 【眼科医監修】「目にしみない」は大丈夫!? ベビーソープやシャンプーが赤ちゃんの目に入ったら?
  6. クリスティアーノ・ロナウドに、子だくさんパパの子育て論を聞いた!
  7. 男だって泣きたい…離婚後に待ち受ける試練とは?
  8. 雑誌『FQ JAPAN』2025年冬号 12/9(火)発売!
  9. 男が「父親」に覚醒するための10の処方箋
  10. 松重豊「子供がどんなに小さくても、1人の人間としてぶつかる」

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.77 | ¥550
2025/12/9発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.73 | ¥0
2025/9/22発行

特別号
「FQKids」

VOL.22 | ¥715
2025/8/8発売

お詫びと訂正

  第18回 ペアレンティングアワード