夏こそキャンプ×BBQで外育! 子供と楽しむ8つの極意って?
2018/06/03
現場で差が出る
8つの極意!
①複数の家族で行って 作業も話題も共有すべし
小さな子を持つ親やキャンプビギナーに特におすすめの極意がこれ。テントやタープは長いポールやシートを使うという構造上、大人手2人が必要な作業も生まれる。その場合、ひと家族だと子供から目を離すタイミングが生まれがちだが、ふた家族で行けばパパ2人で設営、ママたちが子守りと効率よく分担できるのだ。かつ、子供たち同士も仲良く遊んでくれるので、一石二鳥。
おいしい食事や焚き火を囲みながらなら、共通の育児の話題にも花が咲きそう。特にママたちにとって、同じ話題・悩みをもつママ友とのおしゃべりは最高の息抜きになるはず……!?
②オールインワン理論で 荷物をダイエットすべし
荒野や登山において軽さは正義。登山家のようにそこまでストイックになる必要はないけれど、荷物の数や重さを減らせば、設営や荷運びもラクになるし、ママや子供も手伝いやすくなるのだ。荷物ダイエットの第一のコツは、1人2役のマルチプレーヤーを選ぶこと。
例えば、スポーク(スプーンとフォーク、そして簡易ナイフが一体化したもの)や仕切りのある一枚皿を使えば食器の量が半減する。スモークだって専門のものが無くてもダンボールで簡易スモーカーを作れば軽いし、最後は燃やせば帰りの荷物が減る。あとは子供に自分用の着替えなどをちびリュックで持ってもらえば、大人の負担も減るし、子供たちにも「一緒にやってる!」という高揚感が生まれるのだ。
③“考えるテント設営”で 充実した時間を生み出すべし
キャンプ場に着いたら、まずはテント&タープの設営……ではなく、レジャーシートとテーブルを出して、子供たちにお絵かきや工作をしてもらおう。そこに熱中してもらえれば、ママと2人でテント設営に集中できるのだ。子供に、当日用の特別な表札やメニュー表を作ってもらえば、さらにテンションも上がるはず。
もうひとつのキモが、ペグ打ちなど子供たちにも出来て、かつ楽しめる作業をお手伝いしてもらうこと。設営はレクレーション、この感覚が家族の一体感を生み出すのだ。乳幼児がいる場合はテント設営後、中に入れてあげて、タープの準備へと移ろう。また、抱っこ紐があると赤ちゃんがいても両手が空くから便利。
④BBQは準備も食事も “一緒に”を心得るべし
BBQは作業や調理をシンプル&スムーズにし、みんなが準備に携われるようにしたい。例えば、無理して炭火を熾さなくても、ガスバーナーならすぐに着火できるし、ママでも簡単に操作可能。
「炭火料理の旨さも捨てがたい」というこだわり派はこの機会を活用し、火の大切さ、危険さを我が子に伝えてあげよう。野菜は丸ごと、肉は大ぶりで焼くのもポイント。旨みを逃がさずに閉じ込められるし、出来たものを切り分ければ家族が同じタイミングで食事できる(焼肉スタイルだとパパは焼き係になりがち)。ある程度の年齢になった子には、この切り分け作業なども手伝いたがるはず。とにかく、今日の料理長はパパ、副料理長は子供。なるべくママの負担を減らしてあげよう。