夫婦関係に影響も!? 育児中の父親が知るべき9つの注意点
2018/03/30
今や母親だけの役割ではない子育て。だが何気ない自分の行動や妻をサポートしようと続けていることが、かえって夫婦関係や子供をダメにし、果てには自分自身をボロボロにしてしまっているかも。紹介する育児における9つの注意点と役割を再確認し、今一度自分に当てはまってないかチェックしてほしい。
01 寝不足になる
イギリスの睡眠研究家によると、子供が1歳になるまでに、父親の睡眠時間は最大で750時間も失われるそう。これは目の下にクマを残すだけでは済まされない。アメリカの国立小児保健発達研究所の科学者は、女性は体力的にも、ホルモンバランス的にも男性よりうまく睡眠不足に対応できることを発見。しかし男性は眠れぬ夜のあと、頭がはっきり働くようになるまで女性より長い時間を必要とするのだ。
まずは子供の夜泣きを減らすために、睡眠に適した温度を保つ毛布で子供を寝かしつけよう。そして、父親はより良い睡眠がとれるよう毎晩できるだけ同じ時間に就寝し、規則正しい生活を心がける。寝る2時間前に暖かい湯船に浸るのもいい。それから寝室からテレビなど、睡眠を妨害するものを取り除くのがベター。
02 子供を退屈させる
寝る前の本の読み聞かせは、父親らしさを発揮し、子供の心を育むチャンス。子供はパパとの時間を楽しみにしているはず。決して子供たちを退屈させないようにしよう。
絵本に出てくる恐竜や怪物には、男性の低い声がぴったり。子供に本を読むときの声のトーンや抑揚は、関心を引き込む主要な要素。単調になることを避けて歌うように読んでみたり、ストーリーの中のおもしろい言葉を大げさに読んだりしてみよう。楽しく読めば子供はあなたのマネをしだすかも。
03 先延ばしにする
父親になることを先送りにしていると、妊娠できないリスクが大きくなるのだ。つまり精子を老化させることは、若くない女性が出産することよりも、妊娠の確率が低くなることを意味する。ニューヨークのコロンビア大学の新しい研究によると年配の男性との間に妊娠した女性は流産の可能性が高いと発表した。
妊娠に重要なのは健康な精子。その秘密はナッツにある。「ブラジルのナッツの中にみつかった抗酸化作用がある“セレン”が精子の質を高めてくれます。」とアメリカの栄養士は言う。抗酸化作用のあるセレンは鰯や鯵、豆、レバーにも含まれている。日頃から摂取するようにし、元気な精子を生み出し、回遊魚のごとくウヨウヨと動き回ってもらおう。
04 油断する
産まれたばかりの赤ちゃんは会話は難しいし、歩くこともままならない。しかしハイハイを覚え始めると、さぁ大変。コンセントやテーブルから垂れているクロスなど、家中のありとあらゆるものに好奇心が注がれる。
パパが四つん這いになって、子供の視点から家中を観察してみよう。どのようにモノが置きっぱなしになっているかチェック! 例えばハサミ、ガラス、電化製品、ライターなど。危険知らずの子供は、いとも簡単に手にしてしまう。
05 バランスを欠く
子供が生まれると、ワークライフバランスを保つことが一番の課題。何よりパパはこれまで以上に、多くの収入が必要になるので、仕事に精を出すのもわかる。しかし、この時期は家族や、特に奥さんにとって、あなたの存在は、これまでにないほど必要としているはずなのだ。
まずは上司に相談してみよう。それから会社の人事部にも。今よりフレックスな働き方ができないか話し合ってみては? その際には労働時間を変更することによって、どう関係者に利益があるかを書いた簡潔な計画書を準備しておくといい。ここで大事なのは、あなたの行動力。もちろん同期の同僚にも相談してみよう。あなたが行動すれば、何かが変わるかもしれない。