3児の父親である爆笑問題・田中裕二を悩ませる意外な子育ての苦悩とは?
2018/04/20
「イクメン オブ ザイヤー2017」と「ペアレンティングアワード2017 パパ部門」でダブル受賞を果たし、 名実ともに「良いパパ」の地位を確立した爆笑問題・田中さん。 今回のインタビューでは、妻を尊敬し、そっと支える誠実なパパの顔を見せてくれた。
2015年、タレント・山口もえさんとの結婚により、もえさんの連れ子である2児の父親になった田中さん。付き合っている頃から徐々に交流を深め、父娘としての関係を築く過程を経て結婚に至った。2人の再婚のニュースが世間を騒がせ、田中さんに「器がデカい!」「深い優しさと、本物の愛の証!」と称賛の声が上がったことは記憶に新しい。
2017年5月には2人の間に第1子となる女の子が誕生し、現在はもえさんと手を取りながら、長女10歳、長男6歳、次女0歳7ヶ月の3人の子育てに奮闘中だ。
子供への愛情は
父性というより母性本能
「子育ての悩みですか?基本的にはあんまり悩んだりしないタイプなんですけど、最大の問題といえば高い高いが全然高くないこと。長女から『低っ!』とツッコまれます(笑)」と、難しい年頃になった長女との仲睦まじさも伝わってくる。
「僕より先に、長女が産まれたばかりの赤ちゃんを嬉しそうに抱っこしていたのを見たときは、こっちまで嬉しくなりましたね」と目を細めながら産院での様子を振り返る。次女が生まれたことで、田中さんの父性はさらに変化する。
「とにかく可愛くて可愛くてしかたがないんですよね。暇さえあれば、ほっぺたにチュッチュしてしまいますから。赤ん坊に対するこういう愛おしさって、むしろ父性というよりも母性なんじゃないかなあ。こういうホンワカとした気持ちって、母性本能といったほうが僕にはしっくりくる(笑)」。
田中さんはすでに生物学上の性別を超越し、従来の固定的な性別による役割分担に囚われない、ジェンダーフリーな父親なのだ。