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時事・コラム

「イクメン」という言葉が意味不明…死語化した’裏の心理’

イクメン“バッシング”の裏にある
夫婦の意識の差

①夫婦間で家事負担の意識差がある

大和ハウスが実施した、共働きの夫婦に向けた家事負担割合に関するアンケート結果によると、妻の認識では「夫 1割:妻9割」(37.3%)がトップなのに、夫の回答トップは「夫 3 割:妻 7 割」(27.0%)。妻が思っているより「自分はやってる!」と考える夫が多いのだそうです。妻に対して“家事を手伝う”という発言はNG。この言葉の裏には、「家事の主体は妻」という視点が表れています。意識の差はふとした発言や行動に出てくるものです。

②正解を出そうとせず話を聞く

子供が寝静まった後などに「最近、仕事が忙しいから家事ができなくて……」なんて奥様から言われることがありますよね? そんな時、奥様は解決策を求めているワケではありません。あなたに大変な状況を知ってもらいたいのです。間違っても「なら転職すれば?」なんて解決策を提案しないこと。落ち着いて話を聞いてあげるだけで充分。奥様は会話を楽しみながら、自分で気持ちの整理を付けて行きますから。

③世代間にも格差があることを知る

社会の雰囲気だけでなく、社会制度の面でもイクメンをサポートする動きが本格化していますが、職場の全員がイクメンに対して理解があると考えるのは間違いです。理解がある上司(イクボス)だって、頭のなかでは「自分の若い頃は……」と考えていて不思議はありません。忖度し過ぎると疲れてしまいますが、世代間で考え方の違いがあることは理解しておくと無用なトラブルも起こり難くなりますよ。

PROFILE

香山リカ RIKA KAYAMA


東京医科大卒。精神科医。豊富な臨床経験を活かして、現代人の心の問題を中心に、新聞や雑誌など様々なメディアで発言を続けている。著書に『ノンママという生き方 子のない女はダメですか?』(幻冬舎)、『50オトコはなぜ劣化したのか』(小学館)など。

「香山リカ先生に聞く!」記事一覧

Text >> REGGY KAWASHIMA

FQ JAPAN VOL.46より転載

 

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