親から子への愛が伝わる「命名キット」誕生!
2018/03/01
親から子へ贈る最初のプレゼント「名前」。生まれた頃の思い出は大人になるにつれて話す機会が減ってしまうものだが、命名の由来や込められた意味を再確認できるツールがあれば、子供は何度でも親の愛情を再認識することができるのではないだろうか?
写真よりも温度のある
“手触り感”を残したい
子供が生まれた時の嬉しい気持ちは、永遠に忘れたくないもの。記録として残すという意味では写真を撮るのも良いが、「そのときの心境を、手触り感のある形で保存する」ことで、我が子が成長してからも会話のきっかけとなるのではないか。
「大人になると、ワタシのルーツを話さなくなる。そんな隠れた社会課題を解決したい」
こうした思いから誕生したプロダクトが、「ネンネのお七夜」だ。
命名を通して育む
子供の「未来」と親子の「会話」
「ネンネのお七夜」は、ある1人の父親の実体験から考案された、親子間の課題解決につながる出産祝いグッズだ。
書道家が直筆した版をもとに、家族で作成するお七夜体験(命名書作成)ができるほか、妊娠中につけていた母子手帳、エコー写真、へその緒、乳歯、など一つの箱に保存できるメモリアルセットになっている。
「ネンネのお七夜」セット内容
【a】書道家直筆のスタンプ(インク付き) × 1個:縦19.4cm × 横9.8cm
【b】命名書用紙 × 3枚:縦24.0cm × 横24.0cm
【c】手形・足型用紙 × 4枚:縦11.3cm × 横11.3cm
【d】メモリアルカード × 1枚:縦19.5cm × 横12.7cm
【e】便箋 × 5枚:縦16.8cm × 横16.8cm
【f】 封筒「あなたが生まれたとき」 × 1個:縦8.9cm × 横17.2cm
【g】封筒「名前に込めた想い」× 1個:縦8.9cm × 横9.8cm
【h】母子手帳カバー × 1個:縦15.5cm × 横11.0cm
【i】スタンド × 2個:幅1.5cm × 奥行7.8cm × 高さ4.0cm
「私の父親が病に倒れ、介護のため久々に実家に戻りました。そこでゆっくりと父親と話をしているときに、実は、進学・就職と大人になるにつれて家族と話す機会が年に2回程度しかないことに気がつきました。そして、父母と話す内容は専ら私の娘のことでした。」
そう話すのは、開発元である株式会社WiNKEYの共同創業者、夏在樹氏。
「お七夜をした際に『将来どんな大人になるんだろうね』と娘の幸せを皆で願う中、私の両親と私が生まれてから、これまでの話を改めて聞くことができたんです。自分のルーツを再確認できた瞬間でした」
改めて「親からの愛」を強く感じたこの出来事がきっかけとなり、その時々の”鮮度ある”想いを残し、親子の対話を生むプロダクトを作りたいと、思い立ったそう。
このようなストーリーを経て、株式会社WiNKEYは、アートディレクターにKIGIの植原亮介氏、渡邉良重氏を迎え、新ブランド「NENNE」を設立。2018年2月23日(妊婦さんの日)より、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて「ネンネのお七夜」を発売開始した。
詳細情報は下記よりチェックできる。
「子供の誕生」と「命名」を通して、未来の親子の会話を創造してみてはいかがだろうか。
開発者の夏在樹氏と、そのご家族