父親として好かれてる?「愛され度」判定で現状チェック!
2018/03/02
PHASE03
「幸福の相対性理論」によると、「外モテ」は破滅への危険信号だ。
愛人や浮気相手がたくさんいればいるほど幸せなのだろうか? 答えはノーだ。妻との信頼は当然希薄になり、お互いに満たされなくなる。妻に嘘をついて「外モテ」になることで、結婚という幸せの契りを勝手に相対的な物にしてしまうと、物欲や性欲に目がくらみ、より強い刺激を求めてしまうもの。家族が急に冷たくなったり、ほかの父親と比較するようになったら危険信号だ。
PHASE04
「外モテ」から脱出するには、ヒエラルキー構造の中の自分を客観視する。
カネ、権力、ルックス、ブランド……。上には上がいて、誰もが物質的な向上心を持ち、さらなる上を目ざす。肥大化していく欲は刹那的にしか満たされることがなく、手に入れた物や恋人のハートに永遠の満足を得ることもできない。これが愛の暗黒面であるヒエラルキー構造だ。1度「外モテ」の甘い蜜を吸ってしまうと、本来の自分自身に目覚めるのに相当の「理力」が必要なのだ。
PHASE05
お金をつぎ込むほどに愛され感ゼロの「愛のエントロピー法則」とは!?
人間の心は、欲を入れれば入れるだけ膨らんでいき、いつか穴が開いて、幸せという水で喉の渇きを癒せなくなる。いくらお金をつぎ込んでも満足感が得られるどころか、家族のいさかいが絶えないという時は、愛のエントロピーが限界まで増大して自分のハートも壊れている可能性大。お金をかけないで、大切な時間の費やし方を大事にすることで、必要なものが何だったのか見えてくる。
PHASE06
スポーツや瞑想で心身をリハビリして、愛するためのハートを取り戻す!
愛や幸せを感じるハートが1度壊れてしまったからといって、諦めることはない。人間にはホメオスタシスという自動修復機能が備わっているから、少々のことなら自然治癒してしまう。父親として、家族だけでゆったりと楽しめる場所に出かけてみよう。必要なのは、目を閉じて、家族でいる幸せを実感すること。最大の癒し効果は、家族のコミュニケーションの中にあるものなのだ。
PHASE07
家族一人一人を人間として尊敬することで、自分も尊敬されるようになる。
愛とは尊敬することだ。妻や子供に尊敬の念を持って接してみよう。いつか相手も同じような気持ちになってくれるに違いない。妻が子供の前で父親を尊敬できれば、自ずと子供も父親を尊敬できるようになる。それが虚構だとしても、父親は子供にとってのたった1人のヒーローでなければならないのだ。子供や妻の短所を認め、長所をうんと尊敬すれば「愛されループ」に突入できる。
FQ JAPAN VOL.2より転載