え、100万円!? 新車がタダ!? 全国の素敵な子育て支援
2017/04/18
4. 山梨県早川町
小中学校に通学する児童の
義務教育費が全額0円!
山梨県の南西部に位置し、標高3000mを超える南アルプスの山懐に抱かれた自然が豊かで、人口約1100人という日本で一番人口の少ないまちとして知られる。町内の小中学校に通学する児童の教材費、給食費、修学旅行費など義務教育にかかる経費が全額無料。また、大自然に囲まれた早川町に1年間単位で移り住み、地元小中学校に通いながら四季折々の様々な体験を通じて生きる力を育む「山村留学」が人気を呼んでいる。
5. 大阪府池田市
第3子以上産まれたら
ダイハツの新車を無償貸与
大阪の中心地から電車で約20分に位置し、病院、文化、子育て施設も充実し、世界初のインスタントラーメン発祥の地として知られる池田市。同市は、2016年12月にテレビ番組で「子育てしやすい街 関西NO.1」に選ばれるなど、「子ども・子育て支援日本一の街」を推進中。池田市エンゼル祝品として、第1子以上を出産の場合は1万円の定期預金通帳が進呈され、2017年4月1日から第3子以上を出産の場合は、5万円の定期預金通帳が進呈。加えてダイハツ工業株式会社の社会貢献事業の一環として、同社の乗用車(新車)を3年間無償貸与する「エンゼル車提供制度」がいよいよ再開。
6. 福岡県福岡市
市立保育料・入園料を免除
人口増加率ナンバー1
福岡市といえば、「国家戦略特区」に指定されたことでも有名だが、日本有数の温泉地・別府と由布院にも気軽に行け、大都市圏に比べ家賃が安く、その住環境の利便性に全国政令市中で人口増加率ナンバー1のまち。「住み良かったところ」として全国1位(日経産業消費研究所調べ)に選ばれ、イギリスの情報誌『モノクル』でも、世界で住みやすい25の都市にランクインするほど世界的な人気を誇る。子育て世代にもやさしく、第3子優遇事業として、私立幼稚園に通っている場合は、年間30万円を限度に就園奨励費に上乗せして保育料・入園料を助成。市立幼稚園に通っている場合は、保育料・入園料を免除。
7. 大分県豊後高田市
ベビー用品100円〜レンタル!
幼児から通える無料の学習塾も
大分県豊後高田市は、田舎暮らしの本で“住みたい田舎ランキング2013年版”でも全国1位に選ばれたまち。保育料は第2子で3歳未満は無料、第3子以降は年齢に関係なく無料で、ベビーベッドやチャイルドシートなど子育てに必要な用品が格安(月額100円〜)でレンタルできる。園児から中学生までを対象の無料学習塾「学びの21世紀塾」では子供たちの学力向上などで大きな成果を上げ、他市にはない先進的な教育のまちづくりを推進中。
Text » MIKAKO HIROSE