家族の安全を守るパパの責任!定期点検に行こう
2016/09/01
クルマを持っているパパなら、いつも車検をお願いしているディーラー・整備工場から、「定期点検」を勧めるハガキが届いた経験があるのでは? 実は法律で、“必ず実施するように”定められている「定期点検」。家族の安全を守る以外にも、意外なメリットもあるのだ!
「定期点検」と「車検」の違いとは?
定期点検と車検の違いをご存知だろうか? 車検とは、保安基準(安全性や環境性能)に適合しているかを検査するもの。車検を受けるには、自賠責保険への加入と点検・整備の実施が必須だ。
一方の定期点検は、故障やトラブルを未然に防ぐため、事前に実施する。受けたことない、という方も少なくないかも知れないが、実はこの定期点検、法律で実施するよう定められているのだ。
定期点検には、1年点検(26項目)と2年点検(56項目:1年点検の26項目+30項目)がある。2年点検は車検に合わせて実施されているため、知らないうちに点検を受けている場合がほとんどだ。
でも、最愛の家族の安全を担保するのはパパの大事な役目。安全を確保し、トラブルを未然を防ぐため、1年点検を受けることもおススメしたい。
実は地球とお財布に優しい「定期点検」
また、あまり知られていないが、定期点検は地球環境とお財布に優しい。汚れたエンジンオイル・エアクリーナー、それに空気圧の低いタイヤのままで走行を続けると、好調なクルマと比較して燃費が格段に落ちて、CO2排出量が増えてしまう。1年点検を受けることで好調をキープすれば、燃費を最適な状態に保つことができる。
また、大きなトラブルを未然に防げる。エンジン故障や出先でのバッテリー上がりを一度でも経験した方なら、1年点検を受けた方が結果的に安上がりになることを理解できるはずだ。
実は、点検にはこんなに項目がある
定期点検では、エンジン・バッテリーといった基本的なパーツの確認・メンテナンスに加えて、安全に関係の深いブレーキ・走行装置、それに地球環境への影響に関与するエキゾーストパイプ/マフラーを、プロの眼で確認してくれる。
定期点検はプロにお任せ!
基本的な点検は、なるべく自分で行いたい。タイヤの空気が減っていないか、エンジンオイルやバッテリー液が減っていないかなどは、乗車前にささっと確認する習慣を身につけたい。でも、やり過ぎは禁物。ここに面白い動画がある。大切な家族と過ごす時間を無駄にはしたくない。
時間の節約のためにも、そして何よりトラブルを未然に防ぐ的確なメンテナンスには、プロの眼と技術が必須なのだ。
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一般社団法人 日本自動車工業会
http://www.jama.or.jp/自動車点検整備推進協議会
http://www.tenken-seibi.com/
Text » REGGY KAWASAKI
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