パパ友作って育児力UP!全米で展開するパパサークル
2016/05/09
2008年にニューヨーク市内の小さな公園で誕生した「NYC DADS GROUP」。現在では、18都市で展開、1300(全米で4300)名の会員数を誇る一大パパサークルだ。
パパも育児に参加したい!
そんな思いから生まれたパパサークルとは?
「ママサークルはあるのに、パパサークルはなぜないの?」「パパだけ公園で孤立したり、居心地の悪い思いをするのはおかしい」。
そんな素朴な疑問から、2008年にニューヨーク市内の小さな公園で誕生した「NYC DADS GROUP」。その5年後には、全米規模の「CITY DADS GROUP」も発足し、現在18都市で展開、1300(全米で4300)名の会員数を誇る一大パパサークルとして活動している。
NYC DADS GROUPは父親が子育てに加わることがいかに大切なことかに注目し、父親と子供のアクティビティを奨励。公園や博物館に遊びに行く“プレイデート”や、パパ同士の親交 を深めるため、パパだけで映画やスポーツ観戦をする“ナイトア ウト”などを定期的に開催。昨年10月には「国際ベビーウェアリング週間」を記念して、ニューヨークで「CITY DADS GROUP」の無料の会合イベントも行った。
昨年7月に行ったロサンゼルスでの定期会合イベント。ディズニーランドを楽しんだ。
また、新米パパのために、赤ちゃんの抱っこや授乳方法を教える“ブートキャンプ”も、毎月ニューヨーク市内で行う。妻のサポートや夫婦での役割分担などについても考える機会を設けており、夫婦円満でハッピーに子育てができるきっかけ作りになっているのは間違いなさそうだ。
Text » KASUMI ABE
FQ JAPAN VOL.36(2015年秋号)より転載