我が子の才能を引き出す10の方法
2013/08/30
良い本を選ぶ
Choose the right books
子供に本を読み聞かせることが知能を高めそうだということは、サルでもわかる。しかし良い本を見つけ、それを最大限生かせるかとなると一考を要する。そこで大事なのは、子供のやる気を引き出したり、子供がストーリーに参加したくなるような本を選ぶことだ。韻を繰り返し踏んでいる物語は、子供に似たような音を識別させる手助けになる。これは『音韻意識』といって、文字を使用する前の重要な能力。あなたの子が生後12ヶ月以下なら、動物が出てくる物語を読んであげるといい。子供が夢中になり動物の鳴き声を出すことがあるかも。
家事をさせる
Put them to work
子供は大人の仕事に参加することによって、社会性や家庭的な能力を学ぶだけでなく、運動神経や実用的な能力も発達する。当たり前かもしれないが、幼い子供たちは実生活から人生そのものを学ぶのだ。親の仕事を手伝うとき、子供は自分の体全部を使って考える。そうすることで子供は自発的に学び、床を掃くとか落ち葉を集めるかとか、簡単な仕事を達成することで意志の力を発達させ、それが長い目で見れば社会にも教育にも利点をもたらす。
ストレス・ゼロ
Keep stress at bay
ストレスなんていらない。ましてや小さな子供には。実際、アメリカの児童心理学者の研究によると、胎児期から学童期まで、子供のストレス・レベルを最小限にしておくことが極めて重要なんだとか。子供を幸せに穏やかに育てることは、子供の脳の発達にとって最も大切なことである。ましてや親が子供に早期の英才教育を施すのは完全に逆効果。子供をイライラさせると、子供の脳からホルモン・コルチゾールが放出し、それが脳細胞を殺してしまうのだ。子育てはできるだけリラックスして、のびのびと。
フレッシュな果物と野菜を食べる
Eat fresh fruit and veg
健全な食品は成長する赤ちゃんの脳に不可欠だ。イギリスの栄養学者キャリー・ラクストン博士によれば、新鮮な果物と野菜がベストだという。「脳の発達や精神は、葉酸、マグネシウム、ビタミンB6、抗酸化物質のようなさまざまな必須ビタミンやミネラルから影響を受けます。これらは豆類、ブロッコリー、ほうれん草、ベリー類、かぼちゃ、唐辛子類、トマトのような季節の果物や野菜に含まれています。旬のものがベストですね。新鮮なので栄養素が豊富ですから」。