世界の通学路は、こんなにも過酷。映画無料上映会で「子どもの権利条約」を考えよう
2014/10/18
子供の基本的人権を国際的に守ることを目指して「子どもの権利条約」が国連で採択されてから、11月20日で25周年を迎える。これを記念して、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは、大ヒットの映画「世界の果ての通学路」の上映会に500名を無料招待するイベントを開催する。
子供には「子供としての権利」がある。それは「生きる権利」「守られる権利」「育つ権利」「参加する権利」だ。
世界の子供たちは「子供の権利」が守られているのか? そんな疑問が生まれたらこの映画を通し、世界の子供の「教育を受ける権利」がどのような状況に置かれているのか、見てみよう。厳しい環境にありながら強く生きる子供たちの通学の様子を感じとれる。
例えば、ケニアでは毎年4~5人の子供が象の襲撃に遭い犠牲となっていて、サバンナの中を片道2時間、命がけで通学して未来を切り開こうとしている様子が映し出されている。
「学校へ行きたくない、勉強嫌い」という子供たちにもおすすめだ。世界では過酷な環境の中、通学したり学んだりする人達がいるという現実を知ることで、学ぶことの尊さを感じるかもしれない。
日本でも「子どもの権利条約」を1994年に批准しており、世界では現在194の国・地域が批准している。子供の年齢や自主性、適応力を見据え、子供の権利を尊重しながらの子育てを再確認してみてはいかがだろうか?
【DATA】
映画「世界の果ての通学路」無料上映会
■日時:11月19日(水)19:00~20時30分(受付開始:18時30分)
■場所:なかのZERO 小ホール
(JR/東京メトロ東西線 中野駅徒歩8分)
■定員:500名
お申込み:HPからお申込みください: http://www.worldvision.jp/news/news_1131.html
お申込み締切:10月27日(月)
主催:(特非)ワールド・ビジョン・ジャパン
(2014.10.18up)
Text>>RIE NAKASHIMA