女性の6割が夫の家事に不満を? 産後や妊娠中の夫婦に聞いた「お互いの家事への姿勢」
2025/08/12

妊娠中や産後は夫婦にとって非常に忙しく、精神的にも大変な時期。そんな時こそ夫婦でお互いに協力して家事を行う必要がある。今回は以前紹介した『パパっと家事プロジェクト』が夫婦に向けて行った家事に関する実態調査をもとに世の夫婦の、お互いの家事に対する本音を紹介していこう。
『あなたは家事をどのくらいやっていますか?』
夫婦それぞれに、「自分は家事をやっているという実感はあるか」という質問をしたところ、以下のような結果となった。
出典:株式会社ライオン
男女で大体20%ほどの差が出ているのがわかる。やはりどうしても現状では女性の方が家事意識の高い傾向にあるようだ。
また、男性内でも、妊娠中と産後で10%ほど違うことがわかる。これは、産後に入ってから家事意識が落ちる男性が多いということを意味している。
『パートナーは家事をしてくれている?』
今度は自分のパートナーがどのくらい家事を頑張ってくれているかを調査した。こちらでも男女間で大きな差があるようだ。
出典:株式会社ライオン
結果としては、パートナーが週に5時間未満しか家事をしないと答えた女性の割合が6割にもなった。こちらは産後も妊娠中もあまり変わらない数字だった。また、上記の結果からしたら当然と言えば当然だが、反対に、パートナーが週に10時間以上家事をしてくれるという回答の男性の割合も非常に多かった。
この結果からも男女間の家事に携わる時間の差が顕著なことがわかる。女性の方の6割が、男性の家事に対してある程度の不満を持っていてもおかしくはないだろう。
家事に慣れていない男性は
何をすればいい?
男性の中には、特に仕事が激務でどの家事からやるべきか、何が必要とされているかわからないという人もいるだろう。妊娠中の女性に、男性に担当してもらいたい、してもらいたかった家事を聞いた結果、以下のようになった。
結果から言うと、最も多かったのは『浴槽を洗う』ことだった。一定の姿勢でこなせない分、妊娠中の身体には少し抵抗のある家事でもあるのだろう。
また、相手(男性)の方が得意だと思った家事を女性に聞いてみた結果も一位は『浴槽を洗う』ことだった。
パパっと家事プロジェクトについて
プロジェクト名:パパっと家事プロジェクト
会社名:株式会社ライオン
会社HP:https://www.lion.co.jp/ja/
共働き世帯が増加している今、男性の家事参加は非常に重要な課題だ。しかし、アンケートを見ても分かるように未だに男女間での家事参加の割合には差があるのが現実。
パパっと家事プロジェクトはより、男性が家事に参加できるような社会を目指して活動している。
文/FQ JAPAN編集部