子育て世帯向け!夏のイベントで活躍するクルマとは?
2024/08/09
子育て世帯にとってクルマ選びはライフスタイルを左右する重要な項目。ここでは、カージャーナリストのまるも亜希子氏が、子育て世帯のクルマ選びをナビゲート。選び方のポイントとおすすめのクルマを紹介する。
1. クルマ選びのポイント~家族のお出かけを最適なクルマでより楽しむ~
2. 「アウトドアにおすすめ」MAZDA CX-60 PHEV
3. 「帰省におすすめ」SUZUKI SPACIA
4. 「3 世代旅行におすすめ」MERCEDES-BENZ The C-Class All-Terrain
家族のお出かけを
最適なクルマでより楽しむ
満天の星空や自分で火を起こして作るカレーライス。昆虫や動物との出会いに初めての海。夏には子どもを成長させ、家族の絆を深めてくれるイベントが待っている。計画や準備、目的地までの運転は大変だが、苦労を乗り越えてこそ一生の思い出が手に入るというもの。
そんなシーンで頼りになるのが、右腕となってくれるクルマの存在だ。デザインや室内の広さで選ぶのもいいが、出発前の荷物を積むところからスムーズな行動をサポートしてくれる機能にも注目したい。後席ならチャイルドシート装着時の使いやすさや、座っていても疲れにくいか。たくさんの荷物を積むなら、シートアレンジのしやすさや開口部の形状、フラットなフロアなどの効率よく積むことができるラゲッジ。出かけた先で、ちょっとした家電が使える電源機能があれば、屋外でもできることが増えて楽しみ方が広がるはず。
目的地までの距離や乗るメンバー、載せる荷物などを考慮し、予定しているイベントに最適なクルマを選ぶことで、お出かけの思い出がもっと輝くかもしれない。
RECOMMENDED CARS
アウトドア
MAZDA CX-60 PHEV
ラグジュアリーな内外装とゆったりしたサイズのプレミアムSUVで、充電器でバッテリーに充電すれば繰り返しモーターのみで最大75km(WLTCモード)まで走ることができるPHEV(プラグインハイブリッド)。後席が4:2:4分割で倒せる大容量のラゲッジは、キャンプ道具や67L相当のスーツケース4個が積載可能。室内とラゲッジにコンセントもある。
POINT!
給電機能はコンセント以外にV2Lで4500Wまでの電力を一度に使用可能。V2Hにも対応し、満充電かつガソリン満タンの状態で、一般家庭相当(10kWh)が9.1日分賄える。
価格:6,099,500円(税込)~
サイズ:全長4,740×全幅1,890×全高1,685mm
乗車定員:5名
問/マツダコールセンター TEL:0120-386-919
帰省
SUZUKI SPACIA
大きく頑丈なコンテナをモチーフとしたデザインに、両側スライドドアを持つ広大な室内空間が自慢の軽自動車。後席の座面を「オットマン」、「レッグサポート」、荷物落下防止の「ストッパー」の3通りに使え、街乗りからロングドライブまで快適に。ロールサンシェードやスリムサーキュレーター、折りたたみテーブルといった便利装備も充実している。
POINT!
レッグサポート機能は走行中の疲労感を軽減。オットマンは停車中の休憩に最適。マイルドハイブリッドで力強くなめらかな走りを実現しつつ、燃費アップにも貢献してくれる。
価格:1,530,100円(税込)〜
サイズ:全長3,395×全幅1,475×全高1,785mm
乗車定員:4名
問/スズキ お客様相談室 TEL:0120-402-253
3世代旅行
MERCEDES-BENZ The C-Class All-Terrain
フォーマルな場にも似合う優雅さを持ちながら、SUVに近いタフな一面を備えるオールマイティなモデル。高速走行での安定感や乗り心地の良さはもちろん、走行モードに「オフロード」があり、夏の冒険にぴったり。ステーションワゴン並みに広大なラゲッジは、後席が4:2:4分割で倒せるので荷物に合わせてフレキシブルにアレンジできるのが便利。
POINT!
実用性とタフさを持ちつつ、身体をそっと包んでくれるような絶品シートで、ロングドライブでも疲れにくく快適。遠隔操作や音声認識機能、安全運転支援装備も充実している。
価格:8,500,000円(税込)〜
サイズ:全長4,760×全幅1,840 ×全高1,495mm
乗車定員:5名
問/メルセデス・コール TEL:0120-190-610
NAVIGATOR
まるも亜希子
カーライフ・ジャーナリスト。20年以上に及ぶ国内外の取材を通じ、数々のメディアでクルマ情報を発信。1児のママでもあり、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。
文/まるも亜希子
FQ JAPAN BABY&KIDS VOL.69(2024年夏号)より転載