家族キャンプを楽しむカギはテントにあった?専門家が教える正しいテントの選び方
2022/06/25
【体験レビュー】快適な家族キャンプを叶える
『タフスクリーン2ルームハウス/MDX+』
設営撤収は素早くしたい、テント内で快適に過ごしたいなどの要望に応えてくれると名高いコールマンの『タフスクリーン2ルームハウス/MDX+』。今回は、実際に試してくれた初心者ファミリーと経験者ファミリーの体験談を聞いてみよう。
case1 初心者ファミリー 奥野さん
挑戦してくれたのは侑悟さん(パパ)、里香さん(ママ)、おとはちゃん(長女)、ひいろちゃん(次女)の4人家族。初めてのキャンプで設営が不安だというが、キャンプデビューは上手くいったのだろうか。
サイト完成を祝って家族で乾杯!
子供たちの笑顔が最高の思い出!
「子供に自然と触れ合う機会を体験させてあげられるキャンプは素敵だなって思うと同時に、親の心と身体のリフレッシュにもなるんだなって気づけました」。そんなふうに初めての家族キャンプを振り返る奥野さん。
ひいろちゃんもパパと一緒にペグダウン。
「キャンプに行く前は、テントの設営ができるのかという不安があったんです。それなのに、『タフスクリーン2ルームハウス/MDX+』は、あっさり設営できて、逆にびっくりしてしまったほど。しかもチャックを閉めればプライバシーをしっかり確保できるし、虫も入ってきません。子供2人、大人2人が入っても快適に寝ることができました」。今回の体験を通して、キャンプの魅力にすっかり虜になってしまったご様子。早くも次回への期待が膨らんでいる。
ポールを布に差し込む構造だから、一気に立ち上げられる。
寝室にはメッシュのドアがついていて、風通しがよく虫の侵入を防ぐ。
「子供たちにはもっと虫や川などと関われる場所でキャンプして自然と触れ合って欲しい。私たち大人は、美味しそうなキャンプご飯を楽しみたいですね」。
入口は天井が高いから、立ったまま抱っこもOK。
case2 経験者ファミリー 湯本さん
体験してくれたのは和浩さん(パパ)、知美さん(ママ)、晴くん(長男)の3人。コロナ禍をきっかけにキャンプを始めたが大きいサイズのテントは初挑戦。
リビングから寝室を見守れるから安心して、それぞれの瞬間を楽しめる。
テントを変えたら快適なキャンプに!
「以前は小さくて簡易的なテントを使っていたので、寝室の窮屈さやリビングの確保に苦労していました」と、湯本さんはキャンプ中に感じていた不満を口にする。
「今回使用した『タフスクリーン2ルームハウス/MDX+』の寝室は、黒い布が程よく光をカットし、外気を取り入れてくれるので気温もちょうど良く、子供も大人もぐっすり眠れました。子供が寝た後、大人はリビングでゆっくりすごしながら、寝室の様子を伺えるのも2ルームのメリットですね」。
ゆったり寝ることができる広々とした寝室は、遮光性が高いダークルームテクノロジーを採用。夏場でも涼しく快適に過ごせる
タフスクリーン2ルームハウス/MDX+は、ベンチレーションによる通気性の良さや虫が入らない仕組み、遮光性の高さなど、夏キャンプに最適なテントといえる。
リビングルーム上部のベンチレーションは雨天時でも空気の入れ替えが可能。
「夏が楽しみですね。川遊びや釣り、友達ファミリーとグループキャンプに行くのも楽しそうです。キャンプを趣味にしていきたいですが、子供たちがいつまで一緒に行ってくれることやら(笑)」。
キャンプに欠かせない火起こしを晴くんもお手伝い。
キャンプご飯のはじまりはマシュマロでスタート!
DATA
「タフスクリーン2 ルームハウス/MDX+」
クロスフレーム構造で建てやすく、ワイドスペースのリビングを備えた2ルームタイプのテント。日光による温度上昇を抑え涼しく過ごせるのが最大の特長で、ファーストテントとして使いやすい機能と価格を実現している。
● 価格:89,800 円(税込)
● 耐水圧:フライ/約3,000mm(寝室)、約2,000mm(リビング)、フロア/約2,000mm ルーフ/約3,000mm
● 定員:4~5人用
● インナーサイズ:約3,000 × 2,500 × 1,750 mm
● 本体サイズ:約5,600 × 3,400 × 2,150mm
● 収納時サイズ:約φ 340 × 740mm
● 重量:約19.5kg
CHECK!
初心者ファミリー必見!コールマンが教えるキャンプのはじめ方
コールマンではキャンプビギナーに向けて様々なコンテンツを制作している。キャンプの準備やスケジュール、過ごし方などをわかりやすく解説しているのでこちらもぜひチェックしてみてほしい。
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問い合わせ
コールマン カスタマーサービス
TEL:0120-111-957(10:00〜17:30(土、日、祝休))
教えてくれた人
牛田 浩一さん
株式会社B.O.W代表取締役。アウトドアブランドのPRをベースに撮影コーディネートやイベント運営など「アウトドアの何でも屋」として年間の1/3をフィールドで過ごす。著書に『キャンプ雑学大全 2020』がある。
文:竹治明宏
写真:松尾夏樹
FQ JAPAN DIGEST VOL.61より転載