決め手はスペックじゃない?先輩パパたちに聞いたベビーカー選びで失敗しない秘訣とは
2022/04/11
ベビーカーをみんなはどうやって選んでいるのかが気になった人もいるだろう。そこで今回はベビーカー選びをテーマに先輩パパ3名と座談会を決行。選び方の本音を聞かせてもらった。
ベビーカー選びで外さないために
まずは専門店でプロに相談
FQ:今回は、先輩パパたちのリアルな声が聞きたい!ということでお集まりいただいたわけですが、まずはみなさんどこで買いましたか?
熊野:一番最初は専門店に行きました。ネットでも検索しましたが、やっぱりメーカーの人の話が聞けるのは大きいです。
眞田:ぼくも最初は専門店で店員さんに話を聞きました。あとは、雑誌や子供のいる知人に体験談を参考に検討していった感じです。店員さんと一緒に赤ちゃん人形を乗せて店中ぐるぐる回ったこともありました。
小倉:そうそう。親身になってくれる人が多いんですよ専門店は。クッション性、高さ、車輪の動き方まで、何でも教えてくれました。通いすぎて店舗スタッフとメーカー担当の区別がつくまでになりましたね。
スペックよりも大事なことは
ライフスタイルへの合致度
FQ:みなさん、しっかりと店舗で話を聞いてから吟味されているんですね。では、ベビーカー選びで重視したことってどういったところですか?
熊野:車に積み込みやすいコンパクトなものを選びました。1人目のときは振動が少ないとか性能が高いものを考えてましたが、そこまで贅沢じゃなくてもいいかなと。むしろ持ち運びやすさが重要ですね。1人目のときは電車移動がメインで家も3階だったので軽いのがよかったけど、車がメインになったら重量感は気にならなくなりました。ライフスタイルによって重要なポイントも変わってくるんですね。
小倉:ぼくは最初、ハイスペのがっしりしたベビーカーが欲しかったんですが、妻から大反対を受けまして。『重くてやだ』って。結局は軽さを重視して選びましたね。
FQ:ママに負けた感じになりますか?
小倉:使用頻度で考えてまずは妻が使いやすいものがいいだろうと。
FQ:ママへの気遣い!
小倉:いやあ、気遣いというか意見が通らないというか(笑)。
使ってみて感じた
あったほうがいい機能
FQ:小倉さんの夫婦の関係がわかったところで、最後にこんな機能があるといいというよってものを教えてください。
熊野:シートベルトみたいにすぐ装着できるベルトがあるといいですね。あとはブレーキ機能。
眞田:ベビーカーのカバーが防水性だと嬉しいですね。あと、赤ちゃんの座るところの下にかごがついているけど、あそこはかなり重要なスペースだと感じます。多少重くなっても大きいほうがいいです。
小倉:これ妻も言ってるんですが片手で動かせるものがいい。買い物中でも、抱っこ中でも結局片手のシーンが多いので。
FQ:やっぱり生活のなかで使ってみてわかることが多いんですね。他に気づいたことはありますか?
小倉:パパはスペックってすごい興味があるじゃないですか? お店でも店員さんと熱心に話すのはパパが多いイメージです。
眞田:女性は全然聞いてないですよ(笑)。
小倉:その代わり使うときのことを考えているので、そこは妻がいてくれて助かったなと思います。
FQ いいですね! 失敗しないベビーカー選びの秘訣は夫婦揃っての買い物にあり、ということで締めさせていただきます。本日はありがとうございました!
先輩パパからアドバイス!
●機能てんこ盛りのハイスペックもいいけど、自分の生活・性格に落とし込んでみると自分に合った一台を見つけられるのかなと思います(熊野)
●貴重な『車』選びなので楽しむ気持ちを忘れずに、実際に店舗に訪れて操縦、試乗をして選ぶのが一番納得できると思います(眞田)
●パートナーと一緒に使うものという視点を忘れずに選びましょう。一緒に子育てをしているんだなという実感を持つことが大事です(小倉)
オンラインにて実施した座談会の様子。お話をきかせてくれたのは、熊野勇真さん(写真上段右)、小倉哲さん(写真下段左)、眞田直樹さん(写真下段右)。
FQ JAPAN VOL.62(2022年春号)より転載