出産後、おむつ替えの意欲が20%低下!? 苦手意識を持つパパも
2020/10/27
育児の最初の関門、おむつ替え。うまくできずに夫婦喧嘩のタネになることも。紙おむつを使用している親、プレ親に聞いた「おむつ替え」のアンケート結果からお互いの本音を知れば、夫婦関係も変わるかも……!?
おむつ替えは夫婦で協力する!
一方、夫婦には温度差も
共働きの増加などもあり、最近では育児を夫婦で協力することも増えているという。
実際に育児を夫婦で協力しているのか気になる今、『グーン』ブランドを展開する大王製紙株式会社が、新米ママ、パパ、プレママ、プレパパに向け「おむつ替え実態調査アンケート」を実施。実際に育児は協力して行われているのか? さっそく覗いてみよう。
Q.おむつ替えをするのは?
まず、「おむつ替えをするのはどちらが多いか」を質問。平日は新米ママが5.6回に対し新米パパは3.6回、休日は新米ママは5.8回、新米パパは4.8回となっている。
新米ママは平日と休日を問わずおむつ替えの回数が多い。一方新米パパは休日に回数が増えているがママよりも少ないことがわかる。
Q.配偶者のおむつ替えに対する満足度は?
次に「配偶者のおむつ替えに対する満足度」を質問。新米パパの妻のおむつ替えの満足度93.3%に対し、新米ママはパパのおむつ替えに満足しているのは75.3%と低い結果。
不満の理由として、「積極的にやってくれない(29.3%)」、「うんち・おしっこを問わずやってほしい(20.0%)」、「たまに変えるだけなのに、自分はよくやっている方だと思っている(19.3%)」の順になっており新米ママは新米パパが積極的におむつ替えをしていないが、おむつ替えをよくして満足していると感じていることに対して不満を抱いている。
しかし、パパにも言い分がある。新米パパがママに対して不満に思うこととして「おむつ替えについて、口出しするのはやめてほしい(6.7%)」と感じているようだ。
夫婦それぞれがおむつ替えに対して不満に思っていることがわかる結果となった。
出産後、おむつ替えに対する意欲が低下……原因は大変さにあり?
「おむつ替えは自分でやりたいか?」という質問では、実際に経験してから結果に違いが見られた。
Q.おむつ替えは自分でやりたいか?
プレママは88.0%、プレパパは62.0%が「おむつ替えを自分でやりたい」と答えていたが、新米ママは68.0%、新米パパは48.7%と意欲が低下していることがわかる。
おむつ替えの経験前は積極的におむつ替えを自分でしたいと意気込んでいても、実際に経験することでおむつ替えの大変さを痛感した結果が反映されていると言える。
Q.おむつ替えは苦手か?
続いて「おむつ替えは苦手か?」という質問に対しては、新米ママ、パパどちらも苦手と感じていることがわかる結果に。
苦手と感じている原因として、新米ママは「子供が動くのでうまく出来ない(54.0%)」、「きれいに拭けているかわからない(31.3%)」、「適切なおむつ替えのタイミングがわからない(25.3%)」の順となった。
新米パパが苦手と感じている理由は「子供が動くのでうまく出来ない(44.0%)」、「きれいに拭けているかわからない」、「手際よく取り替えられない(同率33.3%)」が多かった。
大変なおむつ替えだからこそ夫婦で協力を
おむつ替えは毎日何度も行う必要があり、新生児では1日に10回以上になることも。ママもパパもおむつ替えを大変と感じているからこそ、夫婦で協力して育児を行うべきだ。
自分だけが忙しい、大変と思うのではなく、お互いが歩み寄るのが理想的。心を許している相手だからこそ言える不満かもしれないが、育児について話し合い協力し合える関係を目指そう。
DATA
大王製紙株式会社調べ「おむつ替え実態調査アンケート」
調査方法:インターネット回答
調査地域:全国
調査期間:2020年8月4日(火)∼2020年8月10日(月)
調査対象:新米ママ+新米パパ(現在0~2歳の長子を育児中で子供に紙おむつを使用している親)計300人
プレママ+プレパパ(現在妊娠中で2020年9月~12月出産予定の女性、同条件の妻を持つ男性)計200人