チャイルドシートを嫌がる子供、どうなだめる? 効果的な対処法を知ろう!
2020/09/20
車に子供を乗せる際、チャイルドシートに座らせるのに苦労しているパパママが多いことが、調査で明らかになった。わが子の安全を守るのに欠かせないチャイルドシート。調査では子供が嫌がるときの対処法についても尋ねているので参考にしてみよう。
嫌がる子供への対処法1位は?
調査は子供がいる全国の20代~40代のパパママを対象に行われた。実施したのは三井ダイレクト損害保険株式会社。同社は開業20周年となるが、今年はチャイルドシート義務化から20年でもある。
子供にチャイルドシートへの着席を嫌がられ苦労した経験があるかを尋ねたとところ、7割以上のパパママが苦労した経験があると答えた。
苦労した経験があると答えた806人には、その対処法として効果的だったと思うものも質問している。最も多かったのは、「飲み物・食べ物を用意した」だった。
ほぼ同数の2位は「おもちゃ・絵本など遊ぶものを用意した」。何とか楽しく車内ですごしてほしいとパパママたちが工夫をこらしていることが窺える。
安心あってこそ楽しいドライブ
それではチャイルドシートの意義に対する認識はどのようなものだろうか。調査では、チャイルドシートを使っていてよかったと思ったことがあるかを質問している。その結果、8割以上が「よかったと思ったことがある」と回答。
最も多いのは「急ブレーキをかけた時」にそう思ったというパパママだ。中には、実際に事故に遭ったが子供が無事だったという経験も寄せられた。実際に危険な体験をしてしまうと、チャイルドシートの価値を実感するものなのだ。
しかし、どんなに気を付けて安全運転を心がけても、事故に巻き込まれる可能性はある。
6歳未満の子供には、チャイルドシートの使用が法律で義務付けられていることをふまえて、わが子は必ずチャイルドシートに座らせるようにしよう。安全・安心が十分であってこそ、楽しいドライブになるはずだ。