デキるパパなら家に引きこもりはNG! 家族で楽しむ「お出かけのコツ」
2019/05/18
仕事疲れや天気を理由に外に出かけるのを避ける人も多い。しかし家族でお出かけする時間は、かけがえのない貴重な思い出を作ってくれる。この記事では、家族で外出することの重要性やメリットを紹介する。
面倒くさいし、お金もかかる……
外に出て新鮮な空気を吸い、軽い運動をすることは、子供たちにとっても親にとっても大切なことだ。そう頭ではわかっていても、仕事で疲れていたり天気が悪かったりすると、やっぱり外に出るのは面倒くさく感じてしまう。
ある調査によると、定期的に外に出かけて遊ぶ家族の数は、一つ前の世代と比べて3分の1にまで減少してしまっているという。
・外で遊ぶのにかかる費用の上昇
・子供向けのアトラクションや施設の利用料金が上昇
・子供を一日中外で遊ばせるための準備に時間がかかる
などが、外出よりも家で遊ぶことを選ぶ主な理由となっている。
言い訳無用!
子供を外で遊ばせるのは現代の親に課せられた使命といってもいい。
あまりお金のかからないアクティビティもあるし、無料で楽しめる遊びだってたくさんある。森林探検や、サイクリング、公園でのボール遊び、凧揚げ、イチゴ狩りといったアクティビティは、とても楽しいうえに財布へのダメージもほとんどないはずだ。
もし誕生日やクリスマスのプレゼントに自転車やスケートボードを買うことを考えているのなら、それは最高のアイディアだ。親子一緒に外に出かけて、目一杯楽しむといいだろう。
子供の機嫌を損ねない
子供たちに、外でどんな遊びをするのかを選ばせてあげることも大切だ。
「何をしたい?」と聞くのではなく、こちらから「公園に行くのと近所の催しに行くのだとどっちがいい?」と2つの選択肢を提示してあげよう。
完全なオープン・クエスチョンをしてしまうと、子供は非現実的なことを言い出し、かえってフラストレーションを溜めてしまう可能性がある。自分で選ぶことができると子供は決定権を持たされた気分になり、自信をつけることができるのだ。
出来る限り事前に準備しよう
出かける前に荷造りをしっかり済ませておくこと。
食べ物や飲み物、おむつ、遊び道具、着替えやレインコートなど、あらかじめ準備しておくことで、出かける前に子供を苛立たせることもなくなるだろう。
お出かけから帰ってきたら、荷物を別のカバンに移し替えるといいだろう。そうすると次に出かける際に必要な準備が少なくて済むはずだ。
子供が快適に楽しんでいるかを
確かめよう
車のシートが快適で、かつ安全のためにシートベルトがしっかりされているかを確認すること。そして、おもちゃや本、ゲームをたくさん持ってきて、子供たちを飽きさせないようにしよう。
退屈だと感じ始めたら、子供たちはすぐに文句を言い出し、無作法な振る舞いを始めるので注意が必要だ。
穴場を見つけて節約しよう
新聞やインターネットを使って地域の情報にアンテナを張り、低コストで楽しめる場所を探してみるといいだろう。
最近では、どんな場所にもウェブ上でのレビューが載っているので、それらを参考にどこに行くのかを決めてみてもいい。
外に出ることの
メリットを伝えよう
現代の子供が室内で過ごす時間はますます増加している。
新鮮な空気や、適度な運動、そして日光から得られるビタミンDは子供の成長に欠かせない。
大切なのは、それを子供たちにも教えてあげることだ。何が良いことで、そしてそれは何故かというのをしっかり教えてあげよう。
例えば、「君がサッカーを好きなのは素晴らしいことだよ。だって走り回るから運動になるし、新鮮な空気を吸うことは健康にも良いからね」と言ってあげることが子供には必要なのだ。
お出かけは家族の時間
家にいるあいだは、それぞれが自分のことをやっている時間がほとんどだ。
お出かけをすれば、家族全員が同じ時間や経験を共有でき、一家の絆が深まる。外出が面倒に思えたときは、ぜひこのことを思い出してほしい。
家事をためない
お出かけから帰ってくると、そこには現実が待っている。家族と過ごしたあの楽しい時間はもう返ってこない。
厄介な家事は、家族全員で取り掛かることをおすすめする。そして大切なのは可能な限り家事をためないことだ。毎日少しずつ家事をこなしていくほうが、一度に大量の仕事をするよりも楽だし、早く済むはずだ。
ストレスを発散しよう
一日中部屋に閉じこもっていると、子供たちはイライラして、些細なことでも不満を漏らすようになってしまう。
一人がイライラしていると、グループ全体のムードが悪くなるというのはあなたも想像がつくだろう。そんなときは外に連れ出し、熱を冷ましてあげること。いがみあっているよりも、一緒に遊ぶほうがよっぽど有意義なはずだ。
他の家族とも遊ぼう
外でサッカーや野球などをして遊ぶときには、他の家族も誘ってみよう。
子供達は友達と遊べて嬉しいし、親同士も仲間が増えることは嬉しいはずだ。それに、人数が多いと今まで思いつかなかった新しい遊びのアイデアも思い浮かぶかもしれないので、ぜひ友達の家族を誘ってみてほしい。
TEXT:Sam Skelding
イギリスの育児雑誌「FQUK」より転載
父親の育児雑誌『FQ JAPAN』の兄弟誌。セレブパパの子育てインタビューや、最新の育児アイテム、お出かけ情報などを配信している。