子供の”好きなこと”を伸ばす方法は? 習い事選びで失敗しないために
2019/04/24
親であれば、子の幸せを願い、好きなことをさせたいと思うもの。しかし本人は、何を好きかがわかっていないことも多い。他の子供たちが楽しんでいる趣味に興味を持てず、ストレスを感じる子もいるのだ。子供にやりたいことをやらせるために、必要なことは何か? いくつかのコツを紹介しよう。
新しいことに
チャレンジさせよう
世の中には、子供たちのためのアクティビティが数多く存在する。あなたがすべきことは、ただどんなものがあるのかを教えてあげるだけだ。高額な習い事やクラブに入会させればいいというわけではない。地域主催の安価な講座やクラブでも十分なのだ。子供たちに新しいアイデアを教え、少しでも興味がありそうかを見てみよう。
じっくり時間をかけて
「好き」を見つけよう
子供は皆それぞれ違う。興味のあることを見つけるためにどれだけ時間がかかっても構わない。何に興味があるのかわかっている子もいれば、少し幅を広げて探してみる必要がある子もいるだろう。情熱を持てる趣味を見つけるために、焦る必要なんてどこにもないのだ。
勝ち負けよりも
まずは本人が楽しめるのが大事
趣味は楽しめることが一番だ。勝利を目指すべきとか、ベストを尽くすべきというプレッシャーは、物事から楽しみを奪ってしまうことがある。どんなことにも挑戦してみて、新しい自分を発見できるよう子供を励まそう。何をやるにしても、まずは楽しんでやることだ。
同じ趣味を持っている子を
紹介してあげよう
同じことに興味を持っている人に会うことは素晴らしい経験になる。関心を共有できそうな友達を我が子に紹介してあげよう。子供たちは体験談を交換し、アドバイスをしあうようになるだろう。
もちろん、別の趣味を持っている子供と話すのもためになる。他の子がそれぞれ別の趣味を持っていると知ることで、また別のインスパイアが得られるかもしれない。
親がいつでも
サポートして支えよう
子供の気分は変わりやすい。だからこそあなたが支えてあげるのだ。上手くいかないときには「耐えること」を教え、小さい頃から自信をつけさせてあげよう。子供は、虚勢は張っても失敗には敏感だ。親が励ましてモチベーションを上げてあげれば、挫折してやる気をなくす心配も減るだろう。
熱意は伝染するものだ。だから、子供の面白がっているものには関心を持ってあげよう。そうすれば、あなたが趣味を持ったときにそれを子供と共有できるかもしれない。親が趣味を楽しんでいる姿を見れば、子供も自分の趣味を見つけたいと思うようになるはずだ。
さあ、趣味探しを始めよう。どんな趣味を選んでも子供たちが心から楽しめるよう、あなたがサポートしてあげるのだ!
TEXT:Seema Iyer
兄弟誌FQ UKより転載