最新技術搭載!雪道や夜間も安心のおすすめファミリーカー3選【2025年版】
2025/11/14
子育て世帯にとってクルマ選びはライフスタイルを左右する重要な項目。ここでは、カージャーナリストのまるも亜希子氏が、子育て世帯のクルマ選びをナビゲート。選び方のポイントとおすすめのクルマを紹介する。
最新技術を搭載した
ファミリーにおすすめのクルマ
送り迎えや買い物、休日のドライブ旅行。クルマは家族の毎日を支え、思い出をつくるよき相棒となる。ただ、道に迷う、渋滞にはまる、車庫入れに苦戦するなどのストレスがあることも事実。事故や盗難、交通ルール違反などの不安も尽きない。そんな悩みを最新テクノロジーで最小限にし、新たな便利さやワクワクを実現しようと、自動車メーカー各社は挑戦を続けている。
カローラクロスは、外気温や道路状況を自動でクルマが判断して、雪道の走行を安全に楽しめる制御を可能とした「SNOW EXTRAモード」をトヨタ初搭載。夜間にはウインカーと連動して路面にシェブロン形状の光を照射することで、歩行者にアピールする「シグナルロードプロジェクション」を日本初採用している。電気自動車のアリアは、アレクサやスマホを使って自宅と車内をシームレスに連携。ソリオバンディットは、離れたところから家族の運転状況を見守ることができるサービスが、実家の祖父母を心配する親世代に好評。家族のドライブはまだまだ進化中だ。
RECOMMENDED CARS
TOYOTA COROLLA CROSS

運転しやすいボディサイズにハイブリッド搭載で人気のカローラクロスが、マイナーチェンジでより上質な内外装と、乗り心地のいい安心感のある走りを手に入れた。トップグレードには前席シートヒーターに加えてベンチレーションも装備され、暑い季節も快適。寒い時期には、すべりやすい道での走りを最適に制御してくれる「SNOW EXTRAモード」もあり、家族の冬のレジャーに頼もしい1台。
Point!
日本初搭載のシグナルロードプロジェクションは、路面にオレンジ色のシェブロンが映り、街中でも注目されること間違いなし。

¥2,760,000〜(税込)
サイズ:全長4,455×全幅1,825×全高1,620mm
乗車定員:5人
問/トヨタ自動車株式会社 お客様相談センター
TEL:0800-700-7700
NISSAN ARIYA

日産の電気自動車のノウハウを注いだ新世代モデルのアリアは、自宅のアレクサやスマホと連動して家と車内をシームレスにつなぐ、新感覚の使いやすさを実現している。大容量バッテリーは家の蓄電池としても使うことができ、災害時の備えとしても心強い存在。ドライブ中、急に子どもがトイレに行きたくなったらアリアに話しかけるだけで、最寄りのトイレを探してくれるなど、まるで執事がいる感覚だ。
Point!
大きく見やすいディスプレイと洗練されたインテリア。周辺の駐車場や充電スポットなどを探すのもラクで使いやすい。

¥6,590,100〜(税込)
サイズ:全長4,595×全幅1,850×全高1,655mm
乗車定員:5人
問/日産自動車株式会社 お客さま相談室
TEL:0120-315-232
SUZUKI SOLIO BANDIT

街中でも扱いやすいボディサイズに両側スライドドアを装備し、ミニバン感覚で乗れるバンディット。室内は天井が高くて広々と使え、後席は荷物の量に合わせて前後にスライドして調整可能。エアコンの風が素早く届くリヤサーキュレーターもあって快適だ。スズキは多くの車種で、離れた場所からでも運転状況を見守ることができるコネクテッドサービスを提供しており、バンディットも対象となっている。
Point!
スズキコネクトは、スマホからの操作やドアロック、ハザードランプの消し忘れ通知、年中無休のオペレーターサービスなどを提供。

¥2,358,400〜(税込)
サイズ:全長3,810×全幅1,645 ×全高1,745mm
乗車定員:5人
問/スズキ(株)お客様相談室
TEL:0120-402-253
NAVIGATOR
まるも亜希子

カーライフ・ジャーナリスト。20年以上に及ぶ国内外の取材を通じ、数々のメディアでクルマ情報を発信。1児のママでもあり、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。
文:まるも亜希子
FQ JAPAN VOL.76(2025年秋号)より転載


