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子育て先進国ヨーロッパに学ぶ!世界の子育て支援制度3選

自治体や企業が子育て世帯をサポートする様々な取り組みを行っているが、やはり国全体で子育てを応援する風土を醸成することが必要だ。ここでは、子育て先進国として知られるヨーロッパの子育て支援制度を紹介する。

メイン画像:北ドイツの海沿いにある療養所。父親とカウンセラーによる座談会。 © Jan Pauls / Müttergenesungswerk

<目次>
1. ドイツ「約8割が保険適用される『親子療養プログラム』」
2. デンマーク「利用料無料!充実した屋内外遊び場スペース」
3. フィンランド「子どもが2歳になるまでに320日間取得できる育休制度」

 

約8割が保険適用される
「親子療養プログラム」

GERMANY


子どもの喘息や不眠症、多動性障害から、親の育児ストレスや背部痛など身体の痛み。ドイツには医者を通して申請すれば8割以上が認可される「親子療養プログラム」がある。大人のみ治療が必要なら、子どもはその間キッズプログラムに参加できるというサービス付き。保険適用(病欠扱い)されるため、有給休暇を取る必要もなく、毎年約5万人の母親、2千人の父親、7万人の子供が利用している。療養所には通7週間滞在できる。

文:町田文

利用料無料!
充実した屋内外遊び場スペース

DENMARK


屋内施設で遊ぶ子ども達。

コペンハーゲンなどの都市部では子どもの遊び場が充実している。室内アスレチックやスポーツと遊びを融合させた遊具をはじめ、工作や創作活動に集中できる場所、虫類・昆虫類の観察スペース、デンマークならではのレゴブロックコーナー、さらには赤ちゃん専用の遊び場が設けられているところもある。子どもが遊んでいる間、親はカフェでくつろいだり他の親と交流したりできる。充実した施設は、さまざまなユーザー同士が交流し、市民のウェルビーイングを促進することを目的にしているそうだ。

写真・文:Ayumi Umino

子どもが2歳になるまでに
320日間取得できる育休制度

FINLAND


フィンランドでは父親のワンオペ育児は日常的な風景。

2022年にフィンランドで、育休に関する新たな制度が施行された。子どもが2歳になるまでの間、両親は320日間の育休を取得できるというものだ。父親と母親は、基本的には160日ずつの育休が取得できる。父親が育休を取得している間は、父親がワンオペで育児をするシーンも多々ある。新制度が施行された目的として、男性育休の取得率のさらなる向上があるという。父親にも母親にも同等に子どもと過ごす権利を認めるべき。父親により長く育休を取得して子育てに関わってほしい、といった考えが制度の根底にある。

文:緒方よし子


FQ JAPAN VOL.74(2025年春号)より転載

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