インタビュー

子育てで人生は終わらない。パパの「ライフシフト度」チェック項目

ライフシフトを考えるべきタイミングは、なぜ、今なのか? 「子育て世代の100年ライフに関する意識調査」の結果を通して見えてきた課題について、ファザーリング・ジャパン代表の安藤さんに聞いた。

パパになる。それはライフシフトの絶好のチャンス!

子供が生まれたことで価値観が変わり、暮らし方が変わったという経験をした人は多いでしょう。

人生は100年時代。子育てで人生が終わるわけでもなく、もちろん仕事だけで終わるのでもなく、これからを生きる僕らの人生はそれらが終わった後も長く続きます。だからこそ「ライフシフト」、つまり自分の人生を自分の手でデザインしていかなければ、人生を楽しみきることはできません。

ところが先日、「子育て世代の100年ライフに関する意識調査」をテーマに、30代、40代の男女1038人にアンケートをとったところ、少し残念な結果が。今回のテーマ「ライフシフト」のイメージを約7割が「定年後のセカンドライフ」と捉え、「人生100年時代」に対して過半数が「不安を感じる」と回答しているのです。

いやいや、ライフシフトは今すぐ始めるに越したことはありません!たとえば子供を通して、子供会やPTAなど地域社会に関わってみる。昔から好きだった趣味を再開してみる。

そういったことから見えない資産――仲間や心のゆとりが生まれ、新たな人生を拓くきっかけや、自分だけの幸せの物差しが見えてくるでしょう。家庭や仕事とはまた違う、自分のもう1つの居場所もできるはずです。

ライフシフトは確かに、勇気がいります。でも自分の人生は、自分のためのもの。将来を不安に思うのではなく、今楽しいことをしながら価値観を変化させ、自分の未来をポジティブに変えていく。そんなライフシフトをしてみませんか?

実はあなたも始めているかも!?
ライフシフト度チェック

□ 地域のパパと交流がある

□ 夢中になっている趣味がある

□ 仕事、家庭とは関係ない「仲間」と呼べる存在がいる

□ 自分が中心となって行っている家事がある

□ 子供の誕生・就学などを理由に引っ越しをした

□ 育児休暇取得経験がある

□ PTAに参加している

□ 休日を過ごす別拠点を持っている

□ 家族との時間を増やすために残業を減らした

□ 仕事とは関係がない「何か」を勉強している

チェックがついた項目はあっただろうか。小さな変化ではあるが、これらも「ライフシフト」のひとつ。一歩踏み出すことで、向かいたい自分だけの新しいステージが見えてくるかもしれない。

PROFILE

安藤哲也 TETSUYA ANDO

1962年生まれ。2男1女の父親。2006年、NPO法人ファザー リング・ジャパン(FJ)を立ち上げ代表を務める。NPO法人タイガーマスク基金代表。厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進チーム顧問、内閣府・男女共同参画推進連携会議委員などその活動は多岐に渡る。新著は『「仕事も家庭も」世代の新・人生戦略「パパは大変」が「面白い!」に変わる本』(扶桑社)

 


Text >> MAKIKO FUKUDA

FQ JAPAN VOL.47より転載

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