時事・コラム

世界の共働き事情、家事を分担していない国は?  

生活をする上で、毎日こなさなければならない「家事」。周りに比べて、俺は結構やっている、妻は手抜きが多いよな……なんて内心思っているパパもいるのでは。しかし、世界で比べてみたら? 世界5ヶ国の共働き事情から、夫婦円満のヒントがみつかる調査をご紹介。

仕事時間は「日本」「韓国」が長く
夫婦時間は「日本」が最も短い

※リンナイ調べ

2016年に「女性活躍推進法」がスタートし、増え続ける共働き世帯。妻ひとりで家事、育児をこなして仕事をすることは、すでに限界値を超えている。

総合熱エネルギー機器メーカー「リンナイ株式会社」は、日本、韓国、アメリカ、ドイツ、デンマークの30~49歳の男女計500名に「共働き」に関する意識調査を実施。「平日の過ごし方」や「家事を好むか」、「家事・育児の代行はしているか」、「パートナーが好きか」などを聞いた。

日本や韓国は、共働きでも「仕事中心」、そのほかの国では夫婦でのプライベート時間を重視していることわかる。

世界5ヶ国で約8割が「夫婦で家事を分担している」
家事を分担していない国1位は「日本」

※リンナイ調べ

家事を分担している人が最も多い国は「アメリカ」、家事を分担していない国1位は「日本」であることが明らかに。家事が好きな男性1位は「アメリカ」で9割、「韓国」、「アメリカ」、「ドイツ」は女性より男性の方が家事が好きなことがわかった。

また、家事を分担している人ほど「パートナーを好き」と回答している。大変さを共有することが家庭円満の秘訣となるのかもしれない。

家政婦やベビーシッターの利用
「アメリカ」が8割以上、「日本」は1割で最下位

家政婦やベビーシッターなどの家事代行サービスを利用したことがあるかという質問には、アメリカは8割以上と積極的に利用していることがわかった。日本は他国と比べて最も低い結果。

この意識調査の監修にあたった、立命館大学産業社会学部教授の筒井氏は、「5ヶ国の共働き事情」について、見解を述べている。

【5カ国の共働き事情】

日本(東京) 「本格的な共働きの社会へは道半ば」
「共働き家庭」の割合が「専業主婦家庭」を超えましたが、フルタイム共働きとなるとまだまだ少数派です。他方でフルタイム共働きの夫婦では、女性も男性も仕事・家事・育児に追われて余裕がない生活を送っています。労働時間の短縮が喫緊の課題だといえるでしょう。

韓国(ソウル) 「変化の早い韓国社会だが、共働きは難しい」
日本と同じかそれ以上に、結婚・出産期の女性は仕事から離れてしまいます。フルタイムの仕事は厳しく、女性が子育てしながら働き続けることが難しいからです。仕事を得るのが難しい社会なので、夫婦揃ってフルタイムの職に就いている家庭は『勝ち組』だと言えるでしょう。

アメリカ(ニューヨーク) 「家事・育児をしないのがかっこいい?」
アメリカの共働き夫婦は家族との時間を大事にしますが、大変な仕事は住み込みのナニー(乳母さん)に任せてしまうことが多いです。キャリアウーマンの中には、家事をしないのがかっこいいと考えている人もいます。

ドイツ 「共働きが主流へ、しかし女性は時短労働が多い」
ドイツは他のEU加盟国と同じく、労働時間を減らしても仕事内容が同じなら時給が減ることがない国です。そのため、共働きと言っても時短で働く女性が多く、仕事と家庭の両立も日本よりやりやすといえるでしょう。家事を効率化する合理主義精神も健在です。

デンマーク 「ワーク・ライフ・バランス先進国、その背景には」
短い労働時間、充実した両立支援など、カップルが共働きするには最上級に恵まれています。その背景には、公務員が非常に多く(日本の6倍ほど)、働きやすいということもあります。逆に、専業主婦になろうと思ってもそれが難しい社会ということですね。

問い合わせ

リンナイ株式会社
TEL:052-361-8211

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