インタビュー

苦しみを乗り越えてこそヒーローは強くなる

3月25日に公開された最新作で初めてのバットマン役を演じるベン・ アフレック。昨年、妻との離婚が成立した後も、子供たちのために父 として全力で愛情を注いでいく姿は、まるで、苦しくても、倒れそうで も、何度でも立ち上がる本物のヒーローのようだ。

 

 

俳優業も子育てもこなす
スーパースター

公開中の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』。世界で圧倒的人気を誇る2大ヒーロー“バットマンとスーパーマンの競演”に関心が集まる一方で、今回バットマン役初挑戦となる俳優“ベン・アフレックが、一体どんな演技を魅せているのか”というのも、ファンの注目の的となっている。

俳優業に加え脚本家や映画監督、映画プロデューサーとしての活躍も知られているベン。親友であるマット・デイモンと共同で脚本を書いた『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997年)ではアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞、ジョージ・クルーニーらと共同でプロデューサーを務めた『アルゴ』(2012年)でアカデミー作品賞を受賞。俳優としても映画作家としても輝かしい功績を収め、超多忙を極めるベンであるが、プライベートでは2005年に女優のジェニファー・ガーナーと結婚し、彼女との間に生まれた娘2人、息子1人を持つパパでもある。10歳になる長女と7歳になる次女は、自分たちのパパが今回、世界的ヒーローを演じることについてどう思っているのか、ベンはこのように話している。

「僕がバットマンを演じることに対して娘たちは何の感動もないみたいだよ。ただ、もし『アナと雪の女王』の続編に出ることになったら、娘たちのヒーローになれることは確実なんだけどね」。

“世界的スーパースター”の名を欲しいままにするベンだが、子供たちにとっては“普通のお父さん”。世間的な立場や思想を子供たちに押し付けることもなく、家族の自然体の距離感を大切にしているということなのだろう。

以前、妻のジェニファーは「仕事は夫と交代で受けるようにしているの。夫がロケで出かける時は、私が家にいる。私がロケに出かける時は、夫が家で子供たちの面倒を見るためにね」と話していた。そしてジェニファーの新作のロケ先にベンが子供たちを連れて訪問するという姿も目撃されており、ベンが父親として、普段から子供たちと一緒に過ごすことを大切にしている姿勢がうかがえる。

女の子と男の子の育て方の
違いには戸惑い気味?

そんなベンの育児ぶりはというと、可愛い娘のおねだりには弱いようで、テイラー・スウィフトのコンサートに娘を連れて行ったり、学校の送り迎えの際には娘のガーリーなランチボックスやバックパックを持ってあげたりするやさしいパパぶりなどが、 度々キャッチされている。

一方、息子サミュエルに対しては、「男は女より頭が良いのか? それとも劣っているのか? とずっと考えてきたけど、子供を持ってわかったよ。息子は何も考えずに走って壁に激突し、メチャクチャに動き回っておもちゃを壊す。ところが、同じような年頃の時、娘たちは何かを作ったり、本を読んだりしていたからね」と話す。女の子と男の子の育て方の違いに戸惑うという万国共通の“育児あるある”を、しっかり感じ取っている様子だ。

ハリウッドのおしどり夫婦
突然の離婚に衝撃が走った

ハリウッドきってのおしどり夫婦として有名だったベンとジェニファー夫妻であったが、2015年6月30日に離婚を申請したというニュースが流れ、世界に衝撃が走った。結婚10年と1日目の出来事だった。

ただ、離婚発表で「今後もお互い への愛と友情を保ちながら、一緒に子育てをしたい」と夫妻がコメントをしていたとおり、円満離婚であることがわかる。離婚後すぐに別居することはせず、しばらく一緒に暮らしていた。バケーションや、その年のクリスマスは家族でともに過ごしており、2人とも結婚指輪を外した後、再びつけている姿もパパラッチされるなど、子供を第一に考えて関係を続ける努力をしている様子がうかがわれ、世間の尊敬を集めた。

仕事でも家族でもない
“親友”の存在の大きさ

別居後も週末に子供たちと一緒に 過ごしていたベンであったが、その裏ではやはり離婚について苦しんでもいた。そんなベンに救いの手を差し伸べたのが、古くからの親友で、パパ友でもあるマット・デイモンとエージェントのパトリック・ホワイトセルだ。

「2人はベンをしっかりとガードして、精神的に衰弱しないように見守ることを決めている」と関係者は語る。ベンは離婚を自分のせいだと責めているとつけ加え、「彼はかなりひどい状況だったけれど、マットとパットはできるだけ早く区切りをつけて、目の前の仕事に集中するように促している」とのこと。

ひどく落ち込んだとき、家族や、仕事に没頭する以外に、そばで支えてくれる親友がいたことは、彼にとって大きな存在であったことは言うまでもないだろう。最新作で、人類のために立ち上がるアンチヒーロー・バットマンのように、もう一度立ち上がり、今後も我々に感動を与えてくれる彼の活躍に期待したい。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
3月25日(金)より3D/2D/IMAXで公開中
配給:ワーナー・ブラザース映画
HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/batmanvssuperman/

【PROFILE】
ベン・アフレック BEN AFFLECK
1972年生まれ。幼い頃より子役として活動 し、現在では俳優、脚本家、映画監督など様々 な分野で活躍。A-Tチルドレンズ・プロジェク トを通して病気の子供たちの支援を行うなど、 慈善活動にも力を入れている。プライベート では元妻との間に生まれた、女の子2人と男 の子の1人の3児の父親である。

Text » IZUMI HASEGAWA

※FQ JAPAN VOL.38(2016年春号)より転載

 

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横山だいすけ

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